携帯電話・スマホ工場の仕事内容

携帯スマホ

 

スマートフォンやガラパゴス携帯など、ニーズに合わせてどんどん進化していく必需品とも呼べる携帯電話。
スマートフォンからはアプリケーションのインストール方式によって多様な使い方ができるようになっていますが、工場での製造過程をご存知でしょうか。

その仕事内容に迫ってみます。

 

■30秒以内で行うスピード作業

 

携帯電話の製造工場には、『表示部の組立』『各部品の実装』『装置の組立』等、作業毎にライン化され、部品組立のラインでは10メートル程の長さの生産ラインに10名前後が並び、1人〇点と決められた数の部品を組立て隣の人へ流すというベルトコンベアのような流れ作業になります。

 

1人あたり30秒程度の時間で流していくことが多く、組立が終了すると検品ラインへと回されていきます。
こまめに検品を行うことで、早い段階での破損や汚れなどの不良を発見できるように工夫されています。
検品作業時に、小さな破損やミスを見逃すことで購入したお客様や販売会社、メーカー側に不良品として多大な迷惑をかけてしまうという可能性もあります。

 

もちろん組立の段階でも不良を造らないように気を配る必要はありますが、検品の時に見逃すことで更に自体は深刻になります。
元を辿れば、組立前の部品自体に欠陥があり、その時に見落としてしまったというようなことも考えられますが、誰がどこで見落としたかよりも見落とさないことが大切になります。
不良品の見逃しは重大な損害となることもありうるため、早さの中にも正確さが求められるので、責任感がとても重要です。

 

■製造作業には人の手が必須

 

人の手でしか出来ない作業は人が、機械が出来る作業は機械が、というように作業毎に分けているところもあります。
とある携帯メーカーではコスト削減によって供給を増加させる目的で全作業を自動化しているということも言われています。
人を雇えば人件費がかかります。

 

しかし、人の手でしか出来ない作業もあるのです。

 

機械での製造といっても、その機械が動くのは人の手によるものです。
オペレーターとして機械に指示を出す人間が必要になります。
製造工場の中にも造る・見る・運ぶ・詰めるといったいろいろな作業があるので全てを機械に任せるわけにもいきません。

 

また、テスト作業では通信・読み取り・防水等の機能毎の検査も行われており、1つの携帯電話が出来るまでには何人もの人材と何種類もの機械、工程を経ています。

 

毎日何千台という数の商品を製造する工場では人材が不足しがちです。
未経験でも覚えやすいので是非トライしてみてはいかがでしょうか。

 

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