ソーラーパネル工場の仕事内容

ソーラーパネル

 

ソーラーパネルは太陽電池をたくさんつなげ、日光から必要な電圧を得られる板のことを指します。
近年はソーラーパネルの設置費用も安くなっており、自家発電で節約をしようと考える住宅での設置が急激に増加しているのです。
そのソーラーパネルを製造する工場ではどのような仕事が行われ、どんな人に向いている仕事なのかご紹介します。

 

 

■ソーラーパネル工場の主な仕事内容

 

ソーラーパネル工場ではパネルの基盤を製造、そしてラミネートやフレーム取り付け、電気を取り出しするための端子箱を設置し、そこから品質検査して出荷までが仕事内容です。
製造工程は大きくわけてサーキット製造工程と、モジューリング工程に分けられます。
まず、太陽電池を生産するためにサーキット製造工程がからはじまります。
太陽電池の生産には透明なガラスが使われ、まず、電極となる金属で薄くコーティングし、その処理を終えるとレーザーで膜だけを切り分けるバターニングという工程がされます。
そこから太陽電池の核心部となる層を銅やインジウム、ガリウムでコーティングし、セレンをコーティングをしたら加熱しながら合金膜にします。
そして、プラスとマイナスのショートを防ぐためにバッファ層という膜をつくり、バッファ層を再びバターリングします。
最後に電気を通すための層をつくり、各層を3度目のバターリングでサーキット加工は完了です。
モジューリング工程はパネルの耐久性を高める作業で熱をかけながらカバーガラスやセル基盤に保護フィルムを付着させる作業、アルミフレームの設置などでパネルは完成します。
完成したソーラーパネルが出力する外見などを検査し、製品の最終チェックが終わると出荷されます。

 

 

■ソーラーパネル工場ではどんな人が向いている?

 

ソーラーパネル工場の工程は、基本的に機械で行う作業が多いです。
工場によっては自動ですが、中には自分で操作をしないといけない場合もあるので機械操作が好き、得意という人には向いているでしょう。
また、加工工程の中ではハンダを使って固定する作業や梱包、バターリングで透明ガラスまでカットしていないかカメラを使用しての目視など品質チェックも作業工程として行われます。
コツコツと地道な作業が好きな方や、雑用なども好きな方には最適です。
ハンダを使用したことがない人でも、工場内では研修体制がしっかりしているところが多いので、未経験者であっても始めやすいでしょう。
基本的に立ち仕事となるため、体力に自信のある人にもおすすめです。

 

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