塗料製造工場の仕事内容  塗料の作り方

塗料製造工場

私達の暮らしの中で様々なところに「色」が溢れています。
しかし、中には自然にその色になったというわけではないものもあるのです。
例えば家や車などがカラフルなのは人工的に作られた塗料のおかげとも言えます。
そんな塗料を製造する工場では、どのような流れで作られているのでしょうか?
塗料製造工場に向いている人も含めて、ご紹介していきます。

 

 

■塗料製造の流れ

 

 

塗料というのは主に樹脂や顔料、添加剤、溶剤を混合させて作られています。
近年では塗料も単に色が付けば良いというものではなくなり、より発色性と機能性の両立が求められているのです。
そんな塗料を製造するためには、どのような製造工程が必要なのでしょう?

 

1.前練
まずは前練という工程から入ります。
前練では塗料の原料となる樹脂や顔料、溶剤を機械で混ぜ合わせ、均一化を図ります。

 

2.分散
次に前練された原料を分散機に入れ、より細かい粒子に分散させていきます。
これにより、原料は完全に混合されることになるのです。

 

3.調合
分散が終わると、塗料ごとに決められた他の原材料(添加剤)を加えていきます。
添加剤によって塗料の機能性などが大きく変化することになります。

 

4.調色
添加剤が加わった原料の中に、今度は原色を加えて色を付けていきます。
混合する際にはきちんと製品化に対応した色にしていかなくてはなりません。

 

5.ろ過・充填
調色が終わると商品として出荷できる塗料が完成します。
完成された塗料を検査し、問題がなければろ過によって不要なものを取り除き、容器に充填していきます。

 

 

■塗料製造工場に向いている人とは

 

 

塗料製造工場では、工程の多くは機械によるものですが、人がチェックしなくてはいけない箇所もいくつかあります。
例えば調合工程や調色工程はとても商品化される前の大事な作業となるため、チェックしなくてはいけませんし、充填前の検査も重要となります。
ただし、チェックは長年働かないと難しい場面も多いので初めて働く人は、機械に原料をセットしたり、仕込み作業などから始めることになるでしょう。
徐々に仕事に慣れていけば、検品作業やチェック作業、機械作業なども任せられるので経験を積んでいきましょう。
塗料製造工場に向いている人は、多くの化学物質を取り扱うことになるため、扱いには集中力が必要となってきます。
集中力が足りていないとミスをしてしまう可能性も高いので、なるべく一つの作業に一生懸命取り組める人が塗料製造工場に向いていると言えます。
多くの工場で資格やスキルなどがなくても応募することができるので、ぜひ気になった方は応募してみましょう。