医薬品工場の仕事内容 その2

薬

 

医薬品を製造する会社は医薬会社と呼ばれ、国内でも約2000社以上あると言われています。
薬には錠剤やサプリメント、粉薬や塗り薬など様々なものがあり、正しい知識をもつ医療関係者により、安全で効果のある薬が製薬会社で開発されています。
そんな人々の健康を支えているお薬は医薬品工場で製造され、病院や薬局、ドラッグストアなどで販売されているのです。
では、医薬品をつくる工場ではどんな仕事が行われ、どんな人が仕事に向いているのかご紹介します。

 

■医薬品工場の主な仕事内容

 

 

医薬品は「薬事法」という規定から、製造から流通、そして使用まで厳しい管理基準があります。
そして、製造する工場の環境も建物から機械設備の配置、あらゆるところに安全基準が設けられているのです。
医薬品工場では主に、生産から管理までが作業内容となっています。

 

まず薬品の品目ごと品質標準を示す書類が作られ、書類のとおり実践することで高品質で安定した薬を製造することができるのです。
高品質な状態を保つため、各工程のたびに厳しいチェックが入ります。
作業は製造ラインの監視や調合、そして薬品の小分けや包装など、決められた手順を厳格に守って行われています。

 

さらに、医薬品の保管や出荷、そして配送の際に薬品の品質が変化しないよう、どれぞれの過程でも温度や湿度、光による影響を考慮しながら、しっかり管理されているのです。
作業は清潔環境が徹底され、一定の温度が保たれたクリーンルームでの作業が一般的です。

 

■医薬品工場ではどんな人が仕事に向いている?

 

 

医薬品の製造工場では、製造ラインでの品質管理から、原材料の管理、生産された医薬品の包装やその管理などが業務です。
人の命を左右する仕事なので、落ち着いて作業ができる人が望ましいです。

 

生産では人の手だけではなく、梱包作業などでは機械を使用することもあります。
実行するためには正確さが必要なので、手先が器用な人も作業に向いています。

 

そして、品質管理として工程ごとに目視での検査などを行うので、非常に集中力が必要な仕事です。

 

また、医薬品には規則も多いので、定期的にGMP教育などを学ぶ必要があります。
勉強熱心で、知識をあげることに意欲的な人も向いていると言えるでしょう。

 

薬は常に重要性が高い製品であり、薬の製造は景気に左右されにくいというメリットがあります。
なので、比較的にどの企業よりも安定した収入を得ることが可能です。
安定した収入を希望する場合にも最適な仕事だと言えます。

 

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