医療機器工場の仕事内容 その2

医療機器

医療機器工場では、病院で使用される注射器などの消耗品から、時にはMRIや人口透析装置など医療に関する機器を製造する工場です。
機器によっては人体に取り入れることもあるので、製造には慎重かつ正確さが求められます。

 

では、医療機器工場ではどのように作業が行われているのでしょうか。
今回は医療機器工場の仕事内容と、その仕事に向いている人の特徴をご紹介します。

 

 

■医療機器工場の主な仕事内容

 

 

注射器などの医療機器を製造する場合、人体に触れるものなので清潔管理が徹底された空間で作業が行われます。
その作業が多く行われる部屋がクリーンルームです。
クリーンルームとは、一定の温度に保てられている作業部屋になります。
清潔を保つためや有害物質を吸い込まないため、クリーンウェアとクリーン帽、マスクなどを着用して作業を行います。
クリーン某やマスクを着用するため、視界が狭くなってしまうので、移動の際は物にぶつかったりしないように、ゆっくりと動くことを意識して作業をします。

 

また、床などのほこりが空中を舞い上がらないように防ぐ意味でも、激しい動きや、服を手で払うなどの行為は禁止です。
他にも、女性であれば原則的に化粧や香水など、様々な厳しい決まりがある中で作業が行われます。
また、製造だけではなく機器の破損などを確認するため、顕微鏡でしっかり検査します。
病院で使われる医療機器は、清潔に徹底した万全な態勢で安全な医療機器が作られているのです。

 

■どんな人が仕事に向いている?

 

 

クリーンルームでは、基本的に重いものは扱わないので女性でも安心して作業することができます。
しかし、一般的に作業中は足の裏側と指以外は物に接触させてはいけないと厳しいところもあるので、立ち仕事がメインになる場合が多いです。
なので、立ち仕事が苦手な人には少し向かないお仕事と言えます。
しかし、作業の中には機器を顕微鏡で確認する検査作業もあるので、その場合は座っての作業ができるので、そういう内容のお仕事を探してみると良いでしょう。

 

そして、人の命に関わる医療機器の製造現場なので、ただ素早く作業をこなすのではなく、正確に組み立てられるかが何よりも重要です。
ですから、手先が器用な人、慎重に作業が行える、物作りが好きな人に最適な仕事と言えます。
また、清潔感を何よりも重視した現場であるため、普段から清潔を心がけている、清潔な環境で作業をしたいという方も、仕事への意欲が高まる工場であるとも言えます。

 

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