入社後に発覚!派遣社員は契約書と実際の業務内容が異なった時にどう対処すべき?

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

派遣で働くと決めた時、様々な条件や業務内容から派遣先を探して働き始めます。

しかし、契約時の内容や業務などが異なることが多々あり、「話が違う」「派遣なのに責任が大きい」と感じることもあるでしょう。

このような場合、どのように対処すべきか、また派遣を辞めたいと考える方も少なくありません。

この記事では、入社後に契約した内容と業務内容が異なった場合の対処法についてご紹介します。

 

 

■業務内容が違うと感じるのはどんな時?

 

派遣社員に登録している方の中には、最初に契約した内容以外の業務をしなくてよいというメリットを感じて派遣社員になることを決めた方もいます。

しかし、実際に働いてみたら契約書の内容と異なる業務を指示されて困惑したというケースも少なくありません。

派遣社員の場合、契約内容に業務内容が含まれていることがほとんどですが、契約書の内容とは違う業務をお願いされるケースもよくあります。

ここでは、複数の業務内容を例としてご紹介します。

 

 

・部署異動

 

本来、派遣社員は部署異動などがありません。

派遣先企業が勝手に異動を命じることもできないので、合意していない場合は断っても問題ありません。

拒否しても契約を打ち切られることはなく、合意していない状態で勝手に契約を結んだ場合は違法です。

 

 

・強制的な残業

 

派遣先企業の社員が残業していても、派遣社員であれば残業する義務はありません。

本当であれば、派遣先企業側が契約書に記載された勤務時間内で業務が終わるように調整する必要があるからです。

残業を強いられた場合は、一度派遣会社に相談しましょう。

 

 

・契約書に記載されていない業務の指示

 

派遣社員は、契約書に記載された業務のみを担当します。

例えば記載された業務内容がパソコンでのデータ処理であったにも関わらず、車で荷物を運んだり、営業に出かけたりすることができません。

業務内容が変わる場合、契約書の内容も変更する必要があります。

派遣社員は契約書の内容が全てということを覚えておきましょう。

 

 

・飲み会への強制参加

 

派遣先企業から飲み会に参加するように求められた場合、断ることも可能です。

契約書に記載されていない内容であり「参加しないと付き合いが悪いと思われる」などと心配する必要もありません。

飲み会と仕事は全く別なので、参加しないことを指摘された場合は派遣会社に相談しましょう。

 

 

・スキルや知識のない業務の担当

 

派遣社員として入った後、スキルや知識のない業務の担当をさせられることがあります。

本来、派遣先の企業はスキルや知識に応じた仕事を与える必要がありますが、これらがないにもかかわらず担当させるケースがあります。

派遣元の会社に相談し、どのような業務で契約されているか確認してみましょう。

 

 

■派遣社員なのになぜ?契約書と業務内容が異なる理由は?

 

派遣社員は、派遣会社に登録している人材であり派遣先企業で雇用されている訳ではありません。

つまり、全ての指示は雇用先の派遣会社と考える必要があるのです。

しかし、働いてみると業務内容が異なるなどの問題に直面することが多く、考え込んでしまうこともあるでしょう。

なぜ、契約書と業務内容が異なってしまうのでしょうか?

 

 

・派遣先の会社が社員として考えてしまうから

 

派遣先の企業が、派遣社員を企業で雇用した社員という感覚で考えた場合に起こりがちです。

担当業務が決まっている派遣社員なのに、人員が1人増えたからその分いろんな仕事をしてもらおうと考えている可能性もあるでしょう。

派遣社員としての業務範囲を理解していない時に起こりがちです。

 

 

・派遣というシステムに慣れていないから

 

派遣先企業が、派遣というスタイルに慣れていない時にこのような事態が起こりがちです。

派遣先企業にいる担当者が、派遣社員の扱い方や業務範囲を理解していないことなどが理由となり、自身も間違っていることに気が付かないケースも多いでしょう。

 

 

・曖昧な契約内容になっている

 

派遣会社と派遣先企業が話し合った際に、業務内容やその範囲についての取り決めを曖昧な状態で派遣契約してしまった場合、きちんと業務が決められていないことで業務範囲がぼやけてしまうことがあります。

事前に説明内容や契約書に記載されている内容を確認するだけでなく、明確な業務内容や範囲について決めなければなりません。

お互いの「なんとなく」や「こんな感じ」という曖昧さが問題のきっかけになることもあります。

 

 

・派遣先の企業がわかっていて業務をさせるから

 

非常にまれなケースでは、派遣先企業が派遣会社と締結した内容を無視して業務指示を出すこともあります。

派遣社員を採用後に予定外の仕事が増えてしまった場合、このような指示をする派遣先企業も存在します。

業務外なのを理解して指示している場合、悪質なので派遣会社に相談してみましょう。

 

 

■契約書と実際の業務内容が異なった時の対処法

 

契約書と実際の業務内容が異なった場合、どのような対処法を取るべきでしょうか?

最も正しい対処法は派遣会社への相談です。

契約していない業務を任されてミスをしたり、指摘されたりすると出勤するのが嫌になってしまうでしょう。

しかし、派遣社員である以上雇用してくれているのは派遣会社です。

業務に関しても確認しなければ、派遣会社も契約以外の業務をしていることがわからないでしょう。

そのため、業務内容などに相違があった場合は相談して派遣先企業に伝えてもらうようにしてください。

業務内容のメモや派遣会社の求人なども確認し、業務に含まれていないことを説明すると伝わりやすいでしょう。

 

 

派遣社員として働くことに決めたものの、業務内容が違ったり契約していない仕事を任されたりした場合は派遣会社に相談してみてください。

まれに、業務内容まで把握していない派遣先企業のスタッフも存在するので注意してください。

自身では、未然のトラブル防止のために契約書などを持っておき、契約内容の確認をしましょう。

このようなケースに遭ったことをきっかけに、新しい派遣先を探している場合はお気軽にヴェルサスまでご相談ください。

派遣を行っているヴェルサスでは派遣業を25年行ってきた実績があり、条件に合った派遣先が見つかりやすいでしょう。

経験がないという方もこの機会にヴェルサスまでお問合せください。