こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
初めてバイトをするとなると、どのタイミングで給料が振り込まれるのか分からない方も多いでしょう。
また、給料日のはずなのになぜかお金がまだ振り込まれておらず、戸惑ってしまう方もいるかもしれません。
そこで今回は、バイトの給料日がいつになるのか、振込のタイミングや万が一振り込まれていなかった場合の対処法について解説します。
バイトの給料日について気になる方は、ぜひ参考にしてください。
■バイトの給料日はいつ?決まりはある?
バイトの給料日について、まずは基本的な情報から解説していきましょう。
・バイトの給料日は企業や店舗によって異なる
バイトの給料日は特に法律で「○日までに支払う」などと決められているわけではありません。
法律で決められていないことから、企業や店舗が自由に設定することが可能です。
・長期バイトと短期バイトの違い
3ヶ月以上の長期バイトの場合は月末締め・翌月払いになるケースが多く見られます。
例えば月末締めで翌月25日支払いの場合、給料計算は1月1日~1月31日の1ヶ月間で働いた労働時間をもとに給料計算を行います。
また、15日締め翌月10日払いや、20日締め翌月15日払いなど、締め日と給料の支払い日が一般的な月末締め・翌月25日払いと異なる場合もあります。
一方、3ヶ月以内の短期バイトは、週払いや日払いなどで支払われるケースが多いです。
週払いは毎週1回ある締め日または支払日が定められています。
また、日払いの場合は1日働いた分の給料をその場で、または数日後に支払われるケースが多く見られます。
・支払日が土日祝日だった場合
会社側は基本的に給料の支払日当日に口座振込をすることになっていますが、土日祝日だった場合は振込先の銀行がお休みになっているため、振込が行えません。
そのため、土日祝の場合は支払日の前後にずらして給料を振り込むことになります。
例えば給料の支払日が日曜日だった場合、以下のように給料の振込がズレる可能性があります。
・2日前の金曜日(前の営業日)
・翌日の月曜日(次の営業日)
■給料が振り込まれる時間帯はいつ?
給料日がいつになるのか分かっても、何時に振り込まれるのか分からない方も多いです。
ここで、何時頃に振り込まれるのか解説します。
・10時までに振り込まれることが多い
給料日が訪れたら、午前10時頃までに給料が支払われているケースが多いです。
その理由として、労働基準法から給料日の午前10時頃までに引き出せるようにすることと通達されているためです。
銀行の窓口は9時から営業していることが多いため、前日までに手続きを済ませておき、9時から引き出しが可能になっている企業も少なくありません。
・振込が遅れてしまうこともある
基本的には給料を振り込む担当者がいるため、給料日の10時までには振り込まれていることがほとんどです。
しかし、場合によっては振込が多少遅れてしまうケースもあります。
例えばボーナスを支払う時期や年末などは銀行業務が混雑しやすく、処理が終わるまでに時間がかかってしまいます。
振込が10時以降になったとしても慌てず、振り込まれるまで待ってみましょう。
■給料日の確認方法
具体的に給料日がいつなのか知りたい時は、就業規則や雇用契約書を確認してみましょう。
特にバイトの採用が決まったときに雇用契約が交わされているので、契約書を確認すれば給料日の締め日と支払日が必ず記載されているはずです。
また、現在はまだ雇用されていない状態であれば、面接の際に担当者へ直接確認を取る方法もあります。
ただし、面接中に他の質問に答えているのに給料日の質問をしてしまうと、印象が悪くなってしまう可能性が高いです。
給料日に関する質問は、最後に担当者から「他に質問はありますか?」と聞かれたタイミングで質問をするようにしましょう。
■給料が振り込まれていなかった場合の対処法
給料の振込が遅れてしまうことも稀に存在しますが、給料日の当日中には支払われるはずです。
しかし、給料日が過ぎてもなかなか振り込まれなかった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?
ここで、給料が振り込まれていなかった場合の対処法を解説します。
・まずは給料日を間違えていないか確認する
まず確認しておきたいのが、給料日を間違えていないかという点になります。
バイトを始めたばかりだと、締め日と支払日を勘違いされてしまう場合が多いです。
締め日が月末だった場合、給料計算が含まれる日付になるため、どのタイミングで支払われるか知りたいのであれば、就業規則や雇用契約書に記載されている支払日を確認してみましょう。
もし支払日を過ぎているにもかかわらず、給料が振り込まれていない場合には、職場の上司に確認する必要があります。
・未払いの場合はきちんと抗議をする
担当者のミスや手違いなどで給料が支払われていなかった場合、会社側に問題があると言えます。
どんな理由だったとしても、働いている人に対して給料を支払えないのは違法でもあります。
いつまでも未払いの状態が続いている場合、正当に抗議をするようにしましょう。
抗議をする際はまずバイトとして働いた事実を証明する必要があります。
働いた事実を証明する証拠になりやすいのは、以下のとおりです。
・雇用契約書
・労働条件通知書
・給与明細
・銀行口座の取引がわかる書類(通帳など)
・タイムカード、シフト表、就労時間・業務内容を記録していたもの(特に手書き)
・労働や残業時間を計測するアプリの記録、家族への帰宅連絡
これらの書類を集めると、バイトをしていたという証拠になります。
証拠を集めた上で抗議を行えば、すんなりと受け入れてもらえる可能性が高いです。
・労働基準監督署に相談する
抗議をしたのに問題解決に至らず、いつまで経っても給料を支払ってもらえない場合は、労働基準監督署に相談してみましょう。
労働基準監督署に相談し、明らかに会社側に問題があると分かった場合、労基違反として申請することになります。
その後、労働基準監督者は会社側に対して賃金の支払いを勧告します。
ただし、いくら労度基準監督署に相談しても企業体制に対する課題を是正する機関であることから、悪質な会社に対応してもらうためには弁護士に相談するようにしてください。
今回は、バイトの給料日や振り込まれるタイミング、振り込まれていなかった場合の対処法を解説してきました。
バイトの給料日は企業や店舗によって振り込まれる日は異なっているものの、長期バイトだと一般的には月末締めで翌月25日払いに設定されているケースが多いです。
万が一振り込まれていなかった場合は今一度確認し、必要に応じて企業に対する抗議や労働基準監督署に相談してみましょう。
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