パートが副業を始めるとバレるって本当?バレる理由や副業を始める際のポイントを解説

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

パートやアルバイトなどで収入を増やそうと考えた際に、副業を始めようと思う人もいるはずです。

しかし、パートが副業を開始すると今働いている職場で副業をしていることがバレてしまう可能性があります。

なぜパートが副業を始めるとバレてしまうのでしょうか?

今回は、副業がバレてしまう理由や、バレないようにするためのポイントを解説します。

 

 

■なぜ?副業がバレてしまう理由

 

今働いている職場で副業をしていることがバレてしまうこともあります。

副業がバレてしまう理由として、以下の3つが挙げられます。

 

 

・住民税の金額が変わっている

 

副業がバレてしまう理由として、住民税の金額が変わっている点があります。

企業から給与を受け取っている場合、各企業は毎年1月末までに給与支払報告書を自治体に提出しなければなりません。

この給与支払報告書から給与収入を確認し、納めるべき住民税額を調べて企業に報告します。

企業は求められた住民税額を給与から天引きしています。

副業の報酬にも同様に住民税がかかり、1年で20万円を超えた収入を受け取っていると確定申告が必要です。

この時、企業が給与から天引きする特別徴収を選択してしまうと、職場で支払っている給料は変わらないのに住民税の金額が増えているため、副業をしていることがバレてしまいます。

 

 

・社会保険に関するやり取り

 

パートやアルバイトなどの雇用形態に限らず、1週間の所定労働時間と1ヶ月の所定労働日数がその職場で働く正社員の4分の3以上あれば、社会保険の被保険者になる必要があります。

また、企業が条件を満たしていることで、106万円から加入義務が発生します。

社会保険の加入義務要件を満たしている複数の職場で働いている場合、自ら年金事務所で手続きを済ませなければなりません。

しかも保険料は収入に応じた金額で按分され、給与から天引きされる仕組みとなっているため、このやり取りを行う時点で副業をしていることがバレてしまいます。

 

 

・年末調整

 

年末調整では「給与所得者の基礎控除申告書」という書類を提出することになり、給与所得の記載欄が設けられています。

記載する給与所得はその職場だけでなく、副業で受け取っている収入も合わせて記載しなくてはなりません。

また、副業が給与所得ではなかった場合、給与所得以外の所得の合計額を記載する項目もあることから、副業をしていることがバレてしまいます。

 

 

■副業を禁止する会社がある理由

 

近年は働き方改革の影響から、副業を解禁する企業も増えてきました。

しかし、未だに副業を禁止する会社があるのも事実です。

なぜ副業解禁のトレンドにあるのに副業を禁止しているのでしょうか?

 

 

・ダブルワークで本業に支障をきたす恐れがある

 

いくらパートだからといっても、副業を始めれば2つ以上の職場で働くことになるため、体も疲れ切ってしまいます。

きちんと体の疲れが取れれば良いのですが、なかなか疲れが取れずモチベーションまで下がってしまう人もいるでしょう。

特に社員の拘束時間が長い企業だと副業を認めないケースが多いです。

 

 

・情報漏洩のリスクがある

 

企業は事業活動を行う際に、外部には漏れてはいけない機密情報を抱えている場合も多いです。

例えば事業を行う上でのノウハウや新製品に関するアイデア、顧客情報・従業員情報などが挙げられます。

同業他社で副業を始めた場合、こうした情報が漏洩するリスクがあるため、副業を禁止しているのです。

また、全く関係ない業種で副業を始めたとしても、本業の職場に不利益が被ってしまう可能性はゼロではありません。

 

 

・企業のブランドを毀損する恐れがある

 

副業先によっては企業のブランドを毀損する恐れもあるため、副業禁止にしている企業もあります。

例えば公序良俗に反する職業(闇金・風俗業など)や、反社会的な仕事などを副業として行っていた場合、その事実が世間に広まってしまうことで企業ブランドは大きく毀損してしまいます。

特にインターネットやSNSが普及した中で、このような情報は瞬く間に拡散されてしまいます。

そうなると、企業の経営状況にも大きなダメージを与えてしまう可能性があるでしょう。

 

 

■副業を始める際にバレないようにするためのポイント

 

パートが副業をバレないようにするためには、以下のポイントを押さえることが大切です。

 

 

・住民税の納付は自分で行う

 

住民税を特別徴収にしていると、本業の給与から天引きされてしまうためバレてしまいます。

そのため、副業の確定申告を行う際に自分で住民税を納めるようにすると良いでしょう。

普通徴収で納める際には確定申告書の「住民税に関する事項」という項目にある「自分で納付」に丸を付けてください。

 

 

・誰かに副業していることを話さない

 

副業を始める際に、つい誰かに話してしまいたくなるかもしれませんが、人づてに副業を始めたことがバレてしまう可能性もあります。

特に会社の関係者や同僚などは、どれだけ仲が良かったとしても話さない方が良いです。

また、直接副業していることを話していなくても、例えば「飲み会に誘ったらいつもは行ってくれるのに、最近は断られることが多くなった」という理由で副業しているかもしれないという噂が広まり、そこから会社側に調査されてしまう可能性もあります。

このような事態を回避するためにも、事前に明確な理由を用意することが大切です。

 

 

・SNSで副業していることを発信しない

 

SNSで副業をしている旨を発信するのも控えた方が良いでしょう。

なぜならアカウント名やアイコン、投稿の内容などから企業にバレてしまう可能性があるためです。

匿名だったとしても個人情報を特定される危険性があるので、副業に関する情報は発信しないようにしてください。

 

 

 

今回はパートが副業を始めるとバレてしまう理由や企業が副業を解禁しない理由、副業がバレないようにするためのポイントなどを解説してきました。

パートが副業を始めても問題ありませんが、「バレたくない」と感じる人もいるはずです。

しかし、副業は様々な要因からバレてしまう可能性があります。

そのため、副業を始めるならまずは本業の就業規則を見て、副業をしても良いかチェックすることが大切です。

もし副業が解禁されていない職場であれば、転職も視野に入れましょう。

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