こんにちは！ヴェルサスのブログ担当です

仕事を探している際、派遣社員と契約社員どちらが良いのか悩む方もいます。

雇用主が異なりますが、両者に大きな違いはありません。

しかし、それぞれにメリットやデメリットがあるので、あらかじめ把握しておくことで、自分に合う働き方を見つけられるはずです。

そこで今回は、派遣社員と契約社員のメリット・デメリットをご紹介していきましょう。

派遣社員から契約社員に切り替える際の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

■派遣社員のメリット・デメリット

 

派遣社員は、派遣会社と雇用契約を交わして派遣先の企業で業務に携わります。

業務内容を変えずに同じ派遣先の企業で働ける期間は、基本的に3年までとなっています。

給与は時給制が多く、週○日・1日○時間といったアルバイトと同じような勤務が可能です。

福利厚生は、派遣会社の規定が適用されます。

派遣社員のメリットとデメリットをご紹介していきましょう。

 

 

【メリット】

 

・時給が高めに設定している

 

派遣社員の時給は、一般的なアルバイトや契約社員よりも高めに設定してあるケースが多いです。

派遣社員を募集している企業は、人材確保に急いでいるケースもあり、色々な人に興味を持ってもらえるように時給を高めに設定しているようです。

高い時給で働きたいと考えている方には、おすすめの雇用形態です。

 

 

・様々な企業で知識や技術を増やせる

 

同じ派遣先で働ける期間は3年です。

長く働けない点がデメリットとも言えますが、色々な企業で働けるのでスキルを身に付けられる点がメリットとなります。

事務や専門職など、幅広い職種が用意されており、未経験でも就業できる求人も豊富にあるため、色々なことにチャレンジしたい方には向いている働き方と言えます。

 

 

・待遇の交渉をしてくれる

 

派遣会社では、働く社員の代わりに待遇に関する交渉を代行してくれます。

これは、契約社員にはない派遣社員ならではのメリットです。

給与や仕事内容など、労働条件に関する内容で不満がある方もいるはずです。

そんな時でも派遣会社が代わりに交渉してくれるため、直接相談しにくいことも派遣会社を通して相談できます。

 

 

【デメリット】

 

・長く働けない

 

前述したように、派遣社員は1つの企業で基本的に3年以内しか働けません。

そのため、仕事内容や働く環境が気に入っても長く働けない点がデメリットです。

3年を超えて働きたいのであれば、無期雇用派遣されるか直接雇用してもらわなければいけません。

直接派遣先の企業に相談する必要があります。

 

 

・雇用が不安定

 

派遣社員は雇用が不安定になる可能性もあります。

派遣先が見つからない場合は仕事がないため収入面に不安もあるはずです。

また、派遣先の企業が経営難に陥った時は「派遣切り」が実施される可能性もあります。

契約を打ち切られれば無職となってしまうため、雇用が安定せず不安を抱えながら働き続ける可能性もあります。

 

 

■契約社員のメリット・デメリット

 

契約社員は、直接企業に雇用される有期契約労働者のことを言います。

契約期間は1回の契約につき原則3年までとなっていますが、契約更新によって3年以上の勤務も可能です。

給与は月額制となり、原則フルタイムでの勤務です。

福利厚生は就業先の企業の規定が適用されます。

契約社員のメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

 

【メリット】

 

・派遣社員よりも幅広い仕事に携われる

 

派遣社員であれば、派遣会社と取り交わした契約内容の仕事を続けていくことになります。

しかし、契約社員は労働契約を結ぶ際に言われていないような業務を依頼されるケースもあります。

企業によっては正社員と同じような責任のある仕事を任されるケースもあるので、やりがいを感じながら仕事を続けられるはずです。

 

 

・スキル向上の機会がある

 

企業によっては契約社員も正社員と同様に研修が受けられるケースがあります。

将来的に正社員として働いて欲しいと考える企業ほど、研修の機会も多くなります。

こうした企業に契約社員として勤めることができれば、働きながらスキルアップを目指せるはずです。

求人情報をチェックする際には、研修制度の内容をよく確認しましょう。

 

 

【契約社員のデメリット】

 

・契約期間の定めがある

 

契約社員も派遣社員と同じように契約期間に定めがあります。

基本的には3年間となりますが、契約社員の場合は契約更新されるケースもあるので、長く働ける可能性があります。

しかし、業務のレベルが足りていない、経営不振といった理由によって雇用契約を解除されるリスクもあるため注意が必要です。

 

 

・正社員と比較するとキャリアを積みにくい

 

派遣社員と比較すれば契約社員の方が責任のある仕事に携われる可能性が高いです。

しかし、正社員と比較すればプロジェクトの中枢に携わるような重要なポストは担えません。

キャリアアップやスキルアップを望んでいる場合は、正社員へ転職した方が夢を実現できる可能性があるので、雇用形態の変更を考えてみましょう。

 

 

■派遣社員から契約社員への切り替え…注意点とは？

 

派遣社員と契約社員のメリット・デメリットを確認したことで、中には契約社員への切り替えを考える方もいるはずです。

雇用契約を切り替える際には、注意点もあるのであらかじめ理解しておきましょう。

 

 

・労働条件をチェックする

 

派遣先となる企業に直接雇用される契約社員となる場合、雇用契約書を交わす前に一度労働条件をよく確認してください。

自分にとって希望の働き方ができなければ不満が残るはずです。

慎重に判断して切り替えましょう。

 

 

・長く働ける保証はない

 

派遣社員から契約社員に切り替わったとしても、長く働ける保証はありません。

契約社員であれば契約更新によって3年以上働けますが、確約されてはいないので要件を満たしていなければ更新されません。

あらかじめ理解してから契約社員に切り替えてください。

 

 

今回は、派遣社員と契約社員についてご紹介してきました。

それぞれメリットだけではなくデメリットもあるので、あらかじめ理解しておくことで満足できる働き方ができるはずです。

派遣社員から契約社員に切り替える際には、労働条件をよく確認して自分に合う働き方なのか必ずチェックしましょう。

ヴェルサスでは、様々な派遣企業をご紹介しています。

希望に見合う条件や働き方で従事できる派遣先をご紹介いたしますので、お気軽にご相談ください。