優秀さをアピールしてもうまくいかないのはなぜ?転職で成功するためのポイント

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

優秀な人材は、自分自身の優秀さをアピールすれば転職活動がうまくいくと考えるケースが多いです。

確かに求めている人材と合致していれば、転職先がスムーズに決まる可能性は高いです。

しかし実際は、意外とうまくいかないものです。

今回は、優秀な人材を求めている企業だけはないこと、優秀な人は明確な評価制度を募集要項に書いてある企業がおすすめであること、優秀さをアピールしても採用してもらえない理由について解説していきます。

 

 

■優秀な人材だけを求めている企業はない?

 

求人を出している企業は、優秀な人材を採用できるに越したことはないと考えていますが、本当に優秀な人材を求める企業ばかりではないのが現状です。

まずは、その実態からみていきましょう。

 

 

・優秀な人材を採用するとコストがかかる

 

優秀な人材は、高水準な給与や福利厚生を求める傾向にあります。

高い給与を支払い、充実した福利厚生を提供したとしても優秀な人材を採用したいと考える企業ももちろんあるでしょう。

しかし、コストがかかることを懸念し、あまりにも優秀な人材は避けようとする企業も存在しているのです。

 

 

・組織のバランスが崩れる可能性がある

 

優秀な人材を採用するメリットももちろんありますが、これまで築いてきた社内のバランスが一気に崩れてしまう可能性も高くなってしまいます。

具体例としては、新人なのに即戦力として活躍できる知識やスキルを持っていて、昔から働いている社員のモチベーションが下がってしまうケースです。

ベテラン社員が離職するきっかけになる恐れもあります。

 

優秀な人材を採用することで売り上げが伸びるなどのメリットもあるので、積極的に採用する企業もあるでしょう。

しかし中には、このような理由から採用を見送ってしまうケースもあります。

 

 

■明確な評価制度を募集要項に書いている企業がおすすめ!

 

自分自身の優秀さを活かして仕事をしたいと考えている場合、しっかりと評価してもらいたいと思うものです。

そのため、優秀な人は募集要項内の評価制度が明確に記されている企業に応募するのがおすすめです。

 

 

・給与体系が明確になる

 

給与体系には、年功給や職務給、役割給、職能給、業績給、成果給といったものがあります。

年齢や在籍年数、所属ポジション、成績などを加味していくつかを組み合わせるケースが多く見られます。

給与体系が評価制度に直結している可能性があるため、どのような給与体系になっているかは要チェックです。

 

 

・モチベーションを維持できる

 

評価制度がしっかりしている企業であれば、仕事のモチベーションも維持しやすくなります。

優秀な能力があって仕事ができるのに、そうでない社員と同じ給与や待遇では満足できなくなってしまうものです。

そしてそれは、モチベーションの低下に結びつきます。

このことから、募集要項内の評価制度が明確に記されている企業であれば、モチベーションを維持しながら仕事にも集中できるでしょう。

 

 

・離職率が低い

 

評価制度が不透明な企業は、前述したように仕事へのモチベーションが維持しにくくなります。

それに伴い、離職率が高くなってしまうでしょう。

早期離職を避けるためにも、募集要項の評価制度は必ず確認しておきましょう。

 

このような理由から、優秀な人材は明確な評価制度を募集要項に書いていない企業を避けるべきだと言えます。

能力を活かした仕事を遂行でき、それに見合った待遇で雇ってくれる企業は存在します。

転職活動を成功させるためにも、募集要項の評価制度はチェックするようにしてください。

 

 

■優秀さをアピールしても採用してもらえないのはなぜ?

 

面接では志望する企業で働くために自分自身の優秀さをアピールするでしょう。

入社後に活かせるスキルや知識、経験を全面に押し出すものです。

そうすることで企業側も魅力的な人材だと感じてくれるケースが多いですが、必ず採用されるとは限りません。

最後に、優秀さをアピールしても採用してもらえない理由をいくつかピックアップしてご紹介します。

 

 

・企業の文化にマッチしていない

 

新卒採用でも中途採用でも、企業の文化にマッチしている人材を採用したいと考えるのは当然でしょう。

そのため面接官は、面接の中でマッチしていそうかをチェックします。

いくら魅力的なスキルや経歴の持ち主であっても、応募先の企業が有する文化と乖離している部分があれば、採用されにくくなります。

 

 

・コミュニケーションが不足している

 

いくら優秀な人材でも、ただそこにいるだけで優秀さを相手に知ってもらうことはできません。

面接でしっかりとアピールすることが重要になります。

適切にスキルや経験を伝えることができるコミュニケーション力があれば、あなたの魅力はしっかりと伝わります。

具体例を挙げてしっかり説明できるような準備だけではなく、イレギュラーな質問にも柔軟に応えられるような姿勢を見せれば、面接官との心理的な距離は近づくはずです。

 

 

・経験やスキルと募集している職務内容が乖離している

 

いくら優秀な人材でも、経験やスキルと募集している職務内容が乖離していると採用してもらえる確率は低くなります。

中途採用は特に即戦力を求めている傾向があるので、これまでの経験やスキルを活かしてすぐに活躍してほしいと考えています。

優秀な人材で知識の吸収スピードが速かったとしても、経験者の方が有利になるのは当然です。

優秀さをアピールしたのに不採用になってしまったのであれば、経験やスキルと募集している職務内容が乖離している可能性も考慮し、次の対策を立てましょう。

 

優秀さをアピールしても採用してもらえないことは珍しくありません。

それはあなたの能力を認めてもらえなかったのではなく、企業の文化にマッチしていない、コミュニケーションが不足している、経験やスキルと募集している職務内容が乖離している、などの理由が考えられます。

面接を振り返り、次回に備えた対策を考える良いきっかけだと言えるでしょう。

 

 

 

転職活動をする中で、これまでの経験などを前面に押し出してアピールする場面もあります。

それが功を奏す場合もありますが、逆も然りです。

企業が求めていることを理解して面接に挑むことが重要となります。

面接の傾向を理解した上で挑みたい方は、ヴェルサスまでお気軽にご相談ください。