転職するならメンター制度を取り入れている企業に!その理由とは?

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職先を探す時、企業が導入している人材育成に着目する方は多いでしょう。

人材育成制度をしっかりと整えている企業では安心して働けるだけでなく、長期的に勤められます。

人材育成の制度で特に注目されているのが「メンター制度」です。

メンター制度は導入している企業も増えており、絶大な効果が得られると注目されています。

今回は、そんなメンター制度の目的やメリット・デメリットについてご紹介します。

メンター制度は転職を考えている方にも注目されている人材育成制度で、特にメンタル面に不安を抱えている方や積極的にコミュニケーションを取るのが苦手という方にもおすすめです。

転職をお考えの方はぜひ最後までご覧ください。

 

 

■メンター制度ってどんな制度?

 

近年コミュニケーションを重要視している企業では、職業経験が豊富で知識や技術を多く培ってきた先輩社員と新入社員・若手社員が定期的に面談を行い、精神的なサポートを行っています。

これをメンター制度と言います。

メンター制度の特徴としては、直属の上司ではなく他部署の先輩社員が面談を行うという点が挙げられます。

女性社員の活躍を後押しするため、厚生労働省からも導入が推奨されており、多くの企業が注目している制度です。

もちろんメンター制度は年齢や性別に関係なく効果を発揮するため、男性が多い企業・転職者に対しても取り入れられています。

 

 

・メンター制度で使われる3つの言葉

 

メンター制度では、「メンター」「メンティ」「メンタリング」といった3つの言葉が使われます。

メンター制度でいうメンターは、先輩社員のことを言います。

メンターは指導者や助言者という意味を持つことから、相談に乗ったりアドバイスをしたりする先輩社員を指します。

メンティは被育成者という意味で、新入社員や若手社員を指す言葉です。

そして、メンターがメンティを指導・アドバイスをすることをメンタリングと言います。

 

 

■メンター制度を導入する理由とは

 

メンター制度を導入する理由はそれぞれの企業によって異なりますが、主に以下の2点が影響しています。

 

 

・不安や悩みを早めに解決できる環境を作るため

 

会社での悩みや不安が出てきた時、新入社員の多くが上司や先輩に相談せず、家族や友人に話を聞いてもらうということがわかっています。

家族や友人に相談することで解決することももちろんあるでしょう。

しかし、共に働いている人の方がより的確なアドバイスが期待できるため、なるべく社内に相談相手を作るのが望ましいです。

とはいえ、入社したばかりの頃は難しく、悩みを抱えやすくなります。

メンター制度は、そういった状況の新入社員をしっかりとサポートしてくれる制度なのです。

 

 

・定着率をアップさせるため

 

例年に比べ離職率は低下しているものの、新入社員の早期離職は深刻です。

多くの企業がメンター制度を導入し、面談を通して指導やアドバイスを行い、定着率アップを図っています。

そのため、メンター制度を導入している企業は転職にもおすすめです。

しっかりとしたサポートが受けられることから、転職後も仕事についての相談がしやすく、長期的に務めることが可能になります。

 

 

■メンター制度とよく似た人材育成方法

 

人材育成の方法には、メンター制度と間違えられやすいものがいくつかあります。

どの方法も入社後の安心材料の1つとなるため、頭に入れておくのがおすすめです。

 

 

・エルダー制度

 

エルダー制度も先輩社員と新入社員・若手社員がマンツーマンで行う人材育成方法です。

しかし、メンター制度とは異なり、実際に仕事をしながら指導を行っていく方法であり、業務効率の向上を目的としています。

もちろん、不安の解消や定着率アップにもつながるため、メンター制度と同様、導入されていれば転職後も安心でしょう。

 

 

・コーチングやティーチング

 

コーチングやティーチングは一般的に直属の上司が部下をサポートする人材育成方法です。

上司のサポートによって考える力や答えに辿り着くための力を得られたり、基礎知識をしっかりと学べたりします。

マンツーマンで行う点はメンター制度とよく似ていますが、精神的なサポートとは異なるため注意しましょう。

 

 

■メンター制度がある会社に転職するメリット

 

メンター制度のメリットをまとめていきましょう。

 

 

・不安や悩みを解決しやすい

 

精神的なサポートのために行われる面談ということで、不安や不満などの悩みを早期に解決しやすいです。

早めに解決できると、しっかりと仕事に打ち込めるほか、何かあってもまた相談できるという安心感が生まれます。

その結果、のびのびと仕事ができるため、スキルアップにもつながっていくでしょう。

 

 

・会社に馴染むのが早くなる

 

面談の時だけでなく、それ以外の時もコミュニケーションが取りやすくなり、孤立感を覚えることも少なくなります。

1人でも話しやすい先輩社員がいれば自然と輪が広がっていき、他の社員ともコミュニケーションが取れるようになるでしょう。

その結果、会社に早く馴染めて、より働きやすくなります。

また、他部署の先輩社員と交流する機会になるため、自部署以外のことを知るきっかけにもなります。

自部署以外のことを把握することで会社の全体像が見え、自分の役割も明確になるでしょう。

 

 

■メンター制度で注意したいこと

 

入社2~3年の先輩社員がメンターとして選ばれることもあるため、人によっては指導力が不十分の場合もあります。

そのため、正直に話しにくいと感じたり、的外れなアドバイスを受けたりすることもあるかもしれません。

職業経験が豊富で人気のメンターであっても、相性が悪く余計にストレスが溜まってしまうなどのケースもあります。

もちろん面談を行う先輩社員は相性なども考えられた上でマッチングされますが、まだまだそういったことは避けられません。

企業によってはメンティがメンターに不満や疑問を抱えた時の対策を用意しているため、転職前に確認しておくのがおすすめです。

 

 

 

今回は、多くの企業が注目するメンター制度についてご紹介しました。

特に前職で精神的なダメージが大きかった方は、メンター制度を導入している企業を選ぶのがおすすめです。

ヴェルサスでは、メンター制度を導入している企業の求人も多く取り扱っています。

メンタル面のサポートを重視している・職場に馴染むのが苦手という方は、ぜひチェックしてみてください。