こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
職務経歴書に嘘を書いて有利に転職したいと考える人は多いでしょう。
職務経歴書に嘘を書いてしまうとバレた時のリスクが非常に高く、実行に移す人はほとんどいません。
職務経歴書に噓を書いた場合、解雇処分になったり罪に問われてしまったりするケースもあります。
しかし、「少しくらい実績を盛ってもバレないだろう」と偽ってしまう人も少なからず存在します。
実際、職務経歴書に嘘を記載した場合、本当にバレてしまうのでしょうか?
今回は、職務経歴書に噓を書いた時にバレる可能性やバレてしまった時のリスク、問われる可能性のある罪などをご紹介します。
職務経歴書に噓を書いた時のことを知りたい人はもちろん、転職で優良企業を目指している人は、ぜひ最後までご覧ください。
■職務経歴書に嘘を書いたらバレる!
嘘がバレるタイミングですが、ほとんどの場合は面接中にバレてしまうと言われています。
面接官はこれまで何百人もの人を見てきているため、自信のなさや気持ちの揺らぎを見抜いてしまうのです。
また、募集内容によってはその分野に携わっている人が同席することもあるため、専門的な話ができなかった場合にバレるケースもあります。
ここでは、役職・資格・営業実績・経験年数について嘘を書いた時にどうなるのかをそれぞれ詳しくご紹介しましょう。
・役職について嘘を書いた時
本当はついていなかった役職を書いた時は、バレるリスクが高いと言えます。
理由としては、やはり役職がついているという時点で多くの人に名前が知られているからです。
同じ業種への転職であった場合は、面接官や社員が知り合いである可能性も高まります。
役職がついているということで、ホームページやSNSなどのチェックが入ることもあるなど、バレる機会は多いです。
前職の名刺の提示を迫られた時なども、バレてしまうタイミングの1つです。
・資格について嘘を書いた時
資格を本当に保有しているか確認しない会社もありますが、しっかりとチェックする会社も存在します。
チェックする会社であれば資格証明書のコピーが必要となるため、資格について嘘を書いた時もバレてしまうでしょう。
特に資格手当を支給している会社や、資格を持っていることが応募条件になっている会社はしっかりとチェックする傾向にあります。
入社後までバレなかったとしても、働き始めた時に明らかな知識・スキル不足が露呈してしまうため、結果的に嘘がバレてしまいます。
また、修士号や医者、弁護士に関する資格を偽って記載すると、軽犯罪法違反になることがあるので注意が必要です。
・営業実績について嘘を書いた時
数値で評価されることが多い営業実績ですが、嘘をついてもほぼバレないと言われています。
なぜバレないかというと、確かめる方法がないからです。
とはいえ、面接でバレてしまう可能性は少なからずあります。
面接ではその営業実績に至るまでの努力や思い、維持できた理由、方法など、細かな話が多く展開されます。
そこでしっかりと答えられなかった場合は、やはり面接官に見抜かれてしまい、結果的に嘘だということがバレてしまうのです。
・経験年数について嘘を書いた時
応募条件の1つとして「3年以上の経験者」といった項目がありますが、これについてもほぼバレません。
営業実績と同じで、確かめる方法がないためです。
しかし、3年以上経験していればわかるような知識・スキルなどが発揮できなかった場合は、嘘がバレてしまいます。
もちろん、短期間で多くの知識やスキルを習得した場合は、そのままバレずに過ごせる可能性がありますが、面接の時点でバレてしまうことがほとんどでしょう。
■職務経歴書の嘘がバレたら罪になる?解雇される?
職務経歴書の嘘がバレた時、実際にどのようなことが起きるのでしょうか。
罰せられる可能性や解雇処分になることはあるのか詳しく見ていきましょう。
・職務経歴書に嘘を書くと罰せられる?
「職務経歴書に嘘を書いたら罪に問われるのでは?」と考える人もいますが、その可能性は極めて低いです。
公的な書類ではないことに加え、嘘をついたからと言ってお金を不当に手に入れられるわけではないからです。
しかし、面接や入社をするにあたって必要な書類を偽造することは、罪に問われることがあります。
例えば、学校の卒業証書の偽造です。
私文書偽造罪や軽犯罪法違反で罰せられる可能性が高く、公務員として働いていたという嘘を書いた場合も軽犯罪法違反になると言われています。
先ほどもご紹介したように、修士号や医者、弁護士に関する資格を偽って記載するのも軽犯罪法違反として扱われる可能性があります。
・職務経歴書の嘘がバレたら即解雇?
職務経歴書に嘘を書いて入社した場合は、バレたタイミングで解雇される可能性も大いにあります。
最悪の場合、裁判にまで発展し、解雇が認められるという判決が出されたという事例も存在します。
珍しいケースにはなりますが、大卒の人が高卒と偽ったことで解雇処分されたという事例もあります。
また、紹介で会社に入社した場合に嘘がバレてしまうと、会社に加えて紹介してくれた人にまで迷惑をかけてしまいます。
そうなると、次の紹介が見込めなくなってしまうのはもちろん、人間関係の悪化にもつながってしまうのです。
解雇されなくとも、信頼がなくなってしまったり減給や降格につながってしまったりする可能性があるため、嘘を書くのは止めましょう。
■嘘で入社できても浮いてしまう可能性大!
実績やスキルを偽っても入社できるケースがありますが、業務についていけないなどの状況に陥ってしまう可能性が高いです。
そうなると周りからは「資格を持っているのになぜ?」「営業実績が多いのは嘘?」などと怪しまれてしまうかもしれません。
結果的に自分自身もその状況に辛さを感じてしまい、長く続けられず転職を考え始めてしまうのです。
自分のスキルに見合った職場でのびのびと働くためにも、職務経歴書には事実だけを書き、面接でも正直に受け答えするようにしましょう。
今回は、職務経歴書に嘘を書いたらバレるのかをご紹介しました。
事実かどうかを確認する方法がないことについては、完全にバレることはありませんが、会社で働いていく中で、怪しまれたり呆れられたりしてしまう可能性は高いです。
ヴェルサスでは、嘘をつかなくても入社できるよう転職活動をサポートすることはもちろん、豊富な求人数をご用意しております。
自分に合った働き方・業務内容の転職先をお探しの方は、ぜひヴェルサスにご相談ください。