大手企業の契約社員と中小企業の正社員を比べてみよう

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

転職を考えた時に、働き方や業種を変えたいという希望を持っている人は多いです。

そこでよく転職先の例として挙げられるのが大手企業の契約社員と中小企業の正社員です。

どちらにもメリット・デメリットがありますが、どちらも転職先として人気が集まっています。

今回は、そんな大手企業の契約社員と中小企業の正社員にあるメリット・デメリットを詳しくご紹介します。

 

 

■大手企業の契約社員として働くメリット・デメリット

 

まずは、大手企業の契約社員として働く場合のメリット・デメリットについて見ていきましょう。

 

【メリット】

 

・年収が高い

 

大手企業ならではの給与の高さは、やはりメリットになるでしょう。

中小企業よりも高い年収が叶うケースも少なくないため、とにかく給与アップを目指したいという場合は、契約社員を選択するのも1つの方法です。

また大手企業では、契約社員として勤務している場合でもボーナスありとしていることもあります。

4ヶ月を超えるボーナスを支給している大手企業もあることから、中小企業で正社員として働くよりも効率良く稼げると言われているのです。

 

 

・休みが十分に取れる

 

年間120日程度の休日があることに加え、有給休暇が取りやすいという点も大きなメリットです。

大手企業では周りの人もしっかりと休むので、契約社員も休みやすい環境となっています。

休日がしっかりとあることによって、休養できるだけでなく旅行や趣味などに使う時間が十分取れるようになります。

また、無理をしないことで仕事のモチベーションも上がりやすいです。

 

 

・福利厚生がしっかりしている

 

契約社員であっても、正社員とほぼ同じ福利厚生が利用できることが多いです。

通勤関連や住宅関連の手当などは中小企業だとないケースもあることから、大手企業で契約社員として働くメリットになります。

 

 

・やるべき仕事が決まっている

 

大手企業では仕事内容をしっかりと分担していることが多いため、自分のやるべき仕事が明確になります。

やるべき仕事がわかりやすいことによって、その日に片付けなければいけない量や、すぐに取り掛からなければならない仕事なども把握しやすいです。

結果的に作業効率も上がり、スムーズに仕事を進めることができます。

また大手企業では、マニュアルを導入していることが多いため、わからないことなども自分で解決していけるというメリットがあります。

人とコミュニケーションを取るのが苦手、複雑な作業が覚えられないという人に向いていると言えるでしょう。

 

 

【デメリット】

 

・最大5年で退職

 

契約社員は、1年ごとの契約更新を行わなければならないことに加え、最大で働けるのは5年間とされています。

5年間の契約が終わって更新がなかった場合は、また新たに仕事を探さなければなりません。

とはいえ、契約社員のうちに努力し経験を積み、功績を残せるよう積極的に仕事に取り組むことで、正社員登用が叶う可能性もあります。

契約社員だからと消極的にならず、5年間で多くのことを学んでいけるように意識しておきましょう。

 

 

・昇格できない

 

契約が5年で終わってしまうことがほとんどであるため、昇格できないという点もデメリットになります。

昇格したとしても、正社員に比べてわずかであることも少なくないため、劣等感が生じやすいことも事実です。

また、昇格できないことによって、正社員との給与に差が出てくることも契約社員の特徴です。

正社員と業務内容が同じ場合に給与に差が出てきてしまうと、さらに不満が募り、モチベーションが下がってしまうケースも少なくありません。

 

 

■中小企業の正社員として働くメリット・デメリット

 

次に、中小企業の正社員になった場合のメリット・デメリットについてご紹介します。

 

 

【メリット】

 

・定年まで働ける

 

契約更新で切られてしまうかもしれないといった不安もなく、定年まで働けるのは正社員のメリットです。

出世や昇格はもちろん、給与アップも叶うため、働けば働くほどモチベーションも上がっていきます。

とはいえ、自分が原因で起きたトラブルや、企業のイメージダウンにつながることをしてしまった場合は、辞めざるを得なくなってしまうこともあります。

正社員のメリットを活かすためにも、報・連・相を意識するなどしてトラブルが起きないように徹底しましょう。

 

 

・優良企業もある

 

中小企業の中でも優良企業で働くことができれば、十分な休みや適切な働き方が可能です。

自分がやりたいこと、チャレンジしたいことによっては、中小企業で働く方が合っているというケースも多いため、転職先をしっかりと見極めるのも大切です。

 

 

・転職する時に有利

 

転職に有利なのは、やはり正社員というポジションであるため、契約社員よりもスムーズに転職できる可能性が高いです。

正社員で働きたいという希望がある場合は、さらに正社員が有利になります。

キャリアアップはもちろん、キャリアチェンジを考えている場合は、中小企業で培ったことを活かしていけるよう、積極的に業務に取り組むと良いでしょう。

 

 

【デメリット】

 

・福利厚生が最低限

 

大手企業と比べると、福利厚生があまりなく、あっても利用しづらいというのが現状です。

福利厚生が充実していないと交通費がかさんだり、住む場所が限定されたりして不便です。

もちろん福利厚生が充実している中小企業も存在するため、転職する際はしっかりとチェックしておきましょう。

 

・倒産のリスクがある

 

比較的倒産のリスクが高いとされているのも中小企業で働くデメリットだと言えます。

苦労して正社員になったのに、入社してすぐに倒産してしまったなどというケースは少なくありません。

転職をする時は、倒産のリスクについてもしっかりと調べ、安心できる企業を選定していくようにしましょう。

 

 

■自分に合った働き方ができる方を選ぼう

 

大手企業の契約社員と中小企業の正社員には、それぞれ多くのメリット・デメリットが存在します。

デメリットに関しては、考え方を変えたり対策したりすることで、問題なく働いていけるようになります。

ただし、仕事には合う・合わないがあるため、人によってはデメリットが苦痛に感じてしまうこともあるでしょう。

なるべく自分に合った働き方ができるよう、メリットとデメリットをしっかりと把握して、転職活動を行うことが大切です。

 

 

 

今回は、大手企業の契約社員と中小企業の正社員について詳しくご紹介しました。

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