こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
転職では、複数の企業に応募し、同時進行することも珍しくありません。
しかし、早く転職活動を終わらせたいからといって、適当に企業を選んで応募しても、用意する書類が増えたり、面接などの時間調整に追われたりと負担が大きくなるだけなので注意が必要です。
今回は、複数の企業に同時に応募するメリット・デメリットや注意点を解説します。
面接時に同時応募について質問された場合の対処法も紹介していますので、現在転職活動中の方はぜひ参考にしてください。
■複数企業へ応募するメリット・デメリットは何がある?
転職活動ではよくある複数企業への同じタイミングでの応募には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
【メリット】
・採用される確率が上がる
複数の企業に応募し、受ける企業が増えるということは、その分採用される確率も高くなります。
もしも志望する企業のみ応募し不採用だった場合、また一から転職活動を行わなくてはいけません。
一般的に書類選考を通る人数は1/3と言われており、面接に受かる確率はさらに低くなります。
1社、2社だけの応募では採用される確率は非常に低く、合格するまで時間がかかる可能性も否めません。
転職活動の期間を短くするという意味でも、複数の企業の採用試験を同時進行することは重要です。
また、多くの企業の面接を経験し場数を踏むことで、質問への受け答えや自己PRの仕方、自然な表情の作り方なども上達し、転職活動に必要なスキルの向上が期待できます。
さらに、他にも受けている企業があると思うと、例え不採用でも心理的負担は軽くなるでしょう。
・良い企業と出会える可能性が高くなる
たくさんの企業に応募すれば、その分良い企業と出会える可能性も高くなります。
例えこれまで知らなかった企業や未経験の業種でも自分にあった企業はあるでしょう。
特に未経験の業種では、人間性や今後の伸びしろを考慮して採用することも多いです。
これまでのキャリアとは違うことに挑戦したい方は、より多くの企業と接点を持てるのでおすすめです。
・企業の比較ができる
複数の企業に応募することで、それぞれの良いところや悪いところを比較できます。
もしも1社だけの場合、その企業についてしか調べないため、悪い部分に気付かけないことも多々あります。
すると入社してから思っていた仕事内容・働き方とは異なり、ミスマッチを感じる原因にもなりかねません。
入社後のミスマッチを防ぐためにも、複数の企業を比較研究しておくことをおすすめします。
【デメリット】
・事前準備が大変
複数の企業に応募するということは、それだけ用意する書類も増えますし、面接などの日程調整も大変になります。
また、採用試験を受けるなら、事前に企業研究をしておく必要もあります。
もしも、仕事を続けながら転職活動を進めるのであれば、肉体的にも精神的にも負担が大きいのもデメリットの一つです。
・志望度の低い企業に先に内定を貰うと悩む
複数の企業に同時に応募する場合、第一希望から先に結果が出るとは限りません。
そのため、第一希望より先に違う企業に内定を貰うと、内定先にお断りをして第一希望の結果を待つか、第一希望を諦めて内定先に入社するかのどちらかを選ぶことになります。
第一希望に受かれば問題ありませんが、必ずしもそうとは限らないため悩ましいものです。
■複数企業に応募する際に注意しなければいけないこととは
複数の企業に応募する時は、気を付けなければならないことが多々あります。
続いては、無事に内定を獲得するためにも注意しておきたい点をピックアップしてご紹介します。
・スケジュールの管理
複数の企業を同時進行する時は、面接の日時が被らないよう気を付ける必要があります。
基本的に面接日時の変更は1回だけというのが常識です。
2回、3回と変更を希望するような人は、相手の企業から「志望度が低い」「いい加減な人」と判断されるでしょう。
・内定辞退は必ず連絡する
複数の企業に応募すると、時に内定が被ることも起こり得ます。
その場合、内定をお断りする企業にも当然連絡をする必要がありますが、「どうせ断るのだし」といった理由から連絡をしない人もいます。
このような行為はビジネスマナーとしてはもちろん、社会人としても絶対にNGです。
意外と企業同士つながっていることも多く、もしかしたら入社後に関わる可能性もゼロではないということを肝に銘じ、誠意ある対応を取ることが大切です。
■面接で質問されたらどう答えるべき?対処法を紹介!
自社への志望度を判断することを目的に、同時応募について質問されることがあります。
しかし、転職活動において複数の企業に同時応募が常識であることは、企業の採用担当者も熟知しています。
そのため、正直に答えたからといってマイナス評価につながる可能性は低いです。
もしも、質問された場合には、正直に答えることが大切です。
ごまかそうとしても人事のプロである面接担当者には通用しないでしょう。
面接では嘘をつかず素直に答えることが、誠実さのアピールにもつながります。
反対に、複数の企業に同時応募しているにも関わらず「していない」「御社しか受けていない」と答える方が、信用を失う可能性が高いため気を付けましょう。
転職活動では、複数の企業に同時に応募することは、いわば常識であり、決して悪いことではありません。
採用される確率が上がったり、良い企業と出会える可能性が高まったりとメリットも豊富です。
しかし、一方でスケジュール管理が大変だったり、第一希望から内定が出るとは限らないため他の企業との間で板挟みになったりとデメリットも存在します。
複数の企業に同時に応募する際は、メリット・デメリットもきちんと把握した上で、今回紹介した複数企業に応募する際の注意点や質問された時の対処方法も参考にしながら転職活動を進めていくことが大切です。
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