こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
今の仕事を辞め、転職したい気持ちがあるものの、自身の年齢のことが気になってなかなか踏み出せない人も多いのではないでしょうか?
実際、年齢を重ねることで難易度が高まる職業もあります。
そこで今回は、転職できる年齢に制限はあるのかについて詳しくご紹介します。
転職することを検討している人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
■転職の年齢制限はあるのか?
入社してからある程度年数が経つと、転職を考え始める人もいます。
「スキルアップのため」「今の会社と合わない」など、転職を考える理由は人それぞれですが、気になるのは年齢です。
かつて転職には「35歳の壁」があると言われており、ミドル・シニア世代の転職は厳しい状況にありました。
しかし、近年、転職市場でのミドル・シニア世代に対するニーズが高まっている傾向にあります。
採用ニーズが高まっている理由として挙げられるのは、少子高齢化の進行と即戦力となる人材の確保です。
少子高齢化が進む中で、若年層は減少傾向をたどっており、20代の人材を確保しにくい状況が続いています。
これにより、30代~50代の人材を採用したいと考える企業が増加しているのです。
また、ある程度のスキルや経験を持つミドル・シニア世代を中途採用すれば、人材育成のコストを抑えられるほか、即戦力として活躍を期待できます。
さらには、雇用対策法が改正され、平成19年10月から雇用主は労働者の募集・採用をするにあたって、年齢制限の禁止が義務化されました。
年齢に問わず、全ての人に均等な機会を与えることが法律で義務付けられているのです。
人物本位、能力本位で募集・採用することが今の転職市場において必須条件となっており、年齢で判断することは禁止されています。
ここ数年で転職市場は大きく変化しており、全世代が働きやすい環境を設けるため、整備が進んでいるのです。
ただし、例外として年齢制限が認められるケースもあります。
どのような事例があるか確認したい人は、厚生労働省が公開している「年齢制限禁止パンフレット」を確認してみてください。
■未経験・異業種への転職は年齢が関係する
法律で年齢制限の禁止が義務化されていることがわかりましたが、未経験・異業種への転職は年齢によって難易度が高まります。
知識や経験がない未経験者が異業種へ転職する場合、企業側は人材育成にかかるコストを懸念します。
仮に未経験であったとして採用するのであれば、企業はより長く働ける20代の人材を確保するはずです。
未経験・異業種の転職において年齢に制限は設けられていませんが、若年層の方が有利なのは確かです。
ただし、ミドル・シニア世代であったとしても、前職で培った知識や経験を業務に活かせると判断されれば、異業種へ転職できる可能性もあります。
■女性は男性の転職よりも寿命が短い
女性は男性の転職よりも寿命が短いと思われがちですが、当然のことながら女性であっても募集・採用の年齢制限は法律上禁止されています。
性別、年齢問わず、働く機会は全ての人に平等に与られます。
しかし、女性が活躍する職場では、若年層の人材の方が有利なケースが多いため、年齢を重ねるほど転職は難しいとされているのです。
例えば、事務やアシスタントなどは、覚えなければいけない仕事が多いため、より柔軟に対応できる未経験の若年層が有利になります。
介護職や営業職など、体力が必要な仕事においても、やはり若年層の方が有利です。
また、女性は結婚、出産、育児と、ライフステージに変化が起こりやすく、男性よりも離職率が高い傾向にあります。
企業側は離職することを防ぎたいと考えるため、より長く働ける男性を採用する傾向にあるのです。
しかし、最近では、女性を積極的に採用している企業が増えていることに伴い、女性の活躍をサポートする環境が整備されています。
産後働こうと考えている場合、育児休暇が取れるか、時短勤務が可能かなど、育児をしながら働きやすい環境かどうかチェックすることも欠かせません。
転職を成功させるためには、男女問わず活躍できるような職場を見つけることが重要です。
■早めに行動をした方がいい
転職を考えているのであれば、なるべく早く行動するのがおすすめです。
年齢制限はないと言っても、若いうちに転職するに越したことはありません。
では、なぜ早めに行動した方が良いと言われているのでしょうか?
・ポテンシャルを重視してもらいやすい
若い人材は今後の可能性を含めて採用する企業が多いことが大きなメリットとして挙げられます。
ポテンシャルが重視されることは、転職において非常に有利になります。
早めの転職がおすすめなのは、今後の伸びしろを加味した上で採用する企業が増えているからなのです。
・異業種への転職がしやすい
早めに転職すると、たとえその業種において未経験であっても採用されやすくなります。
特に異業種への転職は、高度なスキルや知識を求められるため、早めに職に就き、その業界で活躍できる人材へと成長できるように企業がサポートします。
早めに転職をすれば未経験だからと言って不利になることはありません。
・選択肢の幅が広い
企業の未経験者採用は20代、30代前後をターゲットとしている場合が多く、求人数が多い傾向にあります。
早めに転職活動を始めていれば選択肢の幅も広がり、転職しやすくなります。
ここ数年の間に様々な変化があり、年齢を問わず転職できるようになりましたが、転職市場において若年層の需要は高いままです。
転職先を選びたいのであれば、早めに転職活動を始めるようにしてください。
今回は、転職できる年齢に制限はあるのかについてご紹介しました。
転職における年齢制限は法律で禁止されており、全ての求職者に平等に働く機会が設けられています。
ミドル・シニア世代でも転職をすることは可能ですが、キャリアアップを目指したいのであれば、早めに決断することが大切です。
早めの転職を考えているのであれば、ぜひヴェルサスにご相談ください。
ヴェルサスでは様々な業界の求人を用意しており、一人ひとりに合った求人を提案しています。