面接で聞きづらいけど聞いた方がいいこと

 

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

就職するための面接では、最後に何か質問がないか問われることが多いです。

しかし、例え気になることがあっても、聞いたことで相手に良くない印象を与えるのではと不安を感じ、質問できず後悔したという方も少なくないのではないでしょうか?

受かりたいとの思いから、印象を悪くしたくないと考えるのは当然のことです。

けれども、質問できずに合格したとしても、後からミスマッチを感じて、結局長続きしなければ意味がありません。

そこで、今回は、聞きにくいけど面接で聞いた方が良いことをいくつかピックアップしてご紹介します。

 

 

 

■聞きにくい質問はどのタイミングですれば良い?

 

面接担当者から何か聞きたいことがないか問われるのは、だいたい面接の最後です。

面接の回数が1回だけだったり、毎回同じ担当者だったりするならば、悩むこともないのですが、企業によっては、複数回面接をすることも多く、毎回担当者が違うケースも少なくありません。

そのような場合には、質問したい内容に合わせて、聞く相手を変えましょう。

例えば、人事部の人に、他の部の仕事の流れやどういった業務を行っているのかを聞いても、細かい部分までわからず、曖昧に終わってしまうことが多いです。

反対に、人事の制度などを人事部以外の人に聞いても、何となく答えてしまい、結局わからないということがよくあります。

聞きにくい質問だからこそ、相手とタイミングを選んで、一回でスパっと解決させましょう。

 

 

 

■聞きにくいことを質問するときに気を付けておきたいマナー

 

面接で聞きにくいことを質問する場合、いくつか気を付けておきたいマナーがあります。

質問する内容とマナー次第では、評価が下がってしまう可能性もあるため、注意が必要です。

 

 

・一度聞いたことを改めて質問しない

 

業務内容や仕事の流れなど、気になることは多いですが、一度説明された内容については、改めて質問するのは避けましょう。

どうしても細かい部分が気になるときは「先ほどこのように仰っていましたが~」と前置きをつけて、より詳しい内容が聞けるように質問してください。

 

 

 

・調べればわかることを聞かない

 

企業の強みなどホームページや求人情報などを見ればすぐにわかる内容を、質問するのは避けた方が良いです。

聞きたい場合には、今後はどのように強みを活かした展開を考えているのかなど、深堀した内容を質問しましょう。

 

 

■面接で聞きにくいけど聞いた方が良いこと

 

聞きにくい質問だからといって、絶対に聞いてはいけないということはありませんし、聞き方によっても、印象は大きく変わります。

面接では質問の仕方も意識することが大切です。

ここでは、聞きにくいけど聞いた方が良い質問と、その聞き方をいくつかピックアップして紹介します。

 

 

・「あなたのマネジメントスタイルがわかる実例があれば、教えていただけますか」

 

合格したら上司となるかもしれない相手に、このように質問するのは避けたほうが良いのではと、考えてしまうかもしれません。

しかし、就職後のミスマッチを回避するためにも、未来の上司がどのような価値観を持っているのか知りたいと考えるのは至極当然です。

まだ、合否が決まったわけでなく、品定めされている立場ですが、的を射た質問であれば、相手に良い印象を与えつつも、就職後をイメージできる十分な情報が得られます。

そのために、この質問をする訳ですが、ポイントは、実例を聞くということです。

実例の中に、自分の求めている環境があるのなら、未来の上司や働く環境に期待が持てると判断できるでしょう。

 

 

・「部下の仕事ぶりが望ましくないと思ったときは、どのように対処しますか。実例を教えてください。」

 

上記の質問で、相手のマネジメントスタイルがよくわからなかったという場合には、少々突っ込んだ質問をするのも良いでしょう。

この質問は、仕事ぶりが思わしくない部下に対し、どのようにフィードバックを行っているのか、それは建設的なのかを判断するために有効です。

具体例を聞くことで、相手が上司となった場合に良い関係を築けるかどうかもわかります。

 

 

・「この求人は後任者を探しているものですか。それとも新しく探しているものですか」

 

もし、相手が後任者を探していると答えた場合、聞きにくいかもしれませんが、なぜ前任者が辞めたのかを聞くことで、その職場についてよくわかる可能性が高いです。

未来の上司が、慌てていたり、怒りを抑えていたりしないか、しっかり質問を通して見極めましょう。

もし、前任者をけなす発言や職場環境の悪さを、言葉の端から感じた場合は注意が必要です。

一方、前任者が昇進したことによる補充であれば、同じコースを辿れる可能性もあります。

 

 

・「今回新規採用することで、リーダーを含むチームの方はどのような点で仕事をしやすくなると思われますか」

 

この質問の答えによって、相手は自分にどのような働きを期待しているのか、またどうすればチームの戦力として活躍できるのかがわかります。

なぜ、新規採用するのか、自分の役割は必要なのかを未来の上司から直接聞くことで、仕事へのやりがいを感じられるはずです。

 

 

・「チームの昇進にどのようにアプローチしましたか」

 

この質問をすることで、昇進の頻度や必要なもの、そして部下などチームメンバーの昇進に対し、未来の上司がどのように後押ししてくれるのかがわかります。

また昇進がどのように行われるのか聞くことで、自分の成長可能性に探りを入れることも可能です。

 

 

ここまで、面接で聞きにくいことを質問するタイミングやマナー、そして聞いた方が良い質問をご紹介しました。

まだ面接を受けている立場なのに、あまり深堀した内容を質問するのは抵抗を感じるかもしれません。

しかし、就職後のミスマッチを防ぐためにも、聞きにくいことを質問することは、会社にとっても自分自身にとっても、非常に重要なことです。

どうしても聞きたい内容がある場合には、今回紹介したタイミングやマナーを参考に、質問してみてください。

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