こんにちは！ヴェルサスのブログ担当です。
就職活動や転職活動を行っていると、Iターン・Uターン・Jターンという言葉を耳にすることがあるでしょう。
地方の企業では、そのような就職や転職を歓迎する傾向があります。
地方で働く魅力もたくさんあるため、あえて地方に転職したいと考える人もいます。
今回は、それぞれの特徴や地元がある地方に転職するメリット・デメリットについて解説していきます。
■Iターン・Uターン・Jターン各特徴
まずは、それぞれの特徴からみていきましょう。
【Iターン】
Iターンは、今よりも用環境を求めて新しい場所で仕事をしたいと思っている人が行います。
出身地で就職をしたものの、他のエリアに引っ越して転職をすることをIターンと呼びます。
既婚者の場合は、配偶者の転勤や転職などをきっかけに決めるケースも多いです。
農業関連の仕事をしていて、より自然豊かで農業に適した場所で仕事をしたいと考えるケースもあるでしょう。
最近は、Iターンを希望する若者と積極的に誘致する自治体も増えつつあります。
【Uターン】
Uターンは、大学などに進学する際に都市圏へ引越しをした人が地元に戻るパターンです。
大学を卒業してからすぐに戻るケースもありますが、しばらく都市圏で働いてから戻るケースもあります。
都市圏の生活に馴染めないことや家族の状況が変化したことなどがきっかけになるケースが多いです。
馴染みのある地元に帰ることにより、ストレスを感じにくくなるなどのメリットを享受できます。
【Jターン】
Jターンは、前述した2つと比べると聞き馴染みがないと感じる人が多いでしょう。
これは、Uターンと同じように都市圏に出た人が地元から近いエリアに転職したり、移住したりすることを意味します。
地元からのアクセスが良い場所に転職することで、生活の利便性が高まります。
また、地元に帰るよりも仕事の選択肢が増えるケースも多いので、あえてJターンを選択する人もいるのです。
■地方転職のメリット・デメリット
IターンやUターン、Jターンをするということは、都市圏での転職ではなく地方に転職をすることになります。
続いては、地方に転職をするメリットとデメリットについてみていきましょう。
【メリット】
・専門知識や経験次第で転職が容易になる
大学進学で都市圏に出て、そのまま就職する学生の数は地方だとかなりの割合を占めます。
特に優秀な人材は、都市圏の企業で採用されて、そのままずっと地元に戻らないというケースが多いです。
このことから、地方の企業では専門知識や培ってきた経験を持つ人材を積極的に採用したいと考えています。
つまり、あなたが企業の求める知識や経験の持ち主であれば、転職活動をスピーディーに終わらせられる可能性が高いということになります。
地元に帰ってもスキルを活かせる仕事はないと思われがちですが、地方にもあなたのスキルを活かせる仕事はたくさんあるのです。
特に、IT関係やWEB関係のスキルや経験を持つ人は、地方の企業から重宝がられる傾向があります。
競争相手も都市圏より少ないので、成功率も高くなりやすいでしょう。
・生活費を抑えられる
生活費を抑えられるのも、地方に転職する大きなメリットです。
食費やその他の消耗品の値段はそこまで大きな差がありませんが、家賃は都市圏と地方でかなり違います。
都市圏だと単身世帯向けのワンルームアパートの家賃が8万円前後という物件が多いです。
一方で地方の場合は、単身世帯向けのワンルームアパートだと5万円前後の家賃が設定されている物件が多く見られます。
土地の価格も地方の方が安いので、マイホームを将来購入したいと考える場合のメリットも大きいです。
・通勤のストレスを軽減できる
都市圏だと満員電車に乗って通勤しなければいけない、通勤に1時間以上かかるといった状況が当たり前になっています。
満員電車はただ乗るだけでも疲れてしまうので、日々のストレスはかなり大きくなってしまうでしょう。
それに対して地方は、電車通勤をしたとしても満員電車に乗ることはありません。
また、車通勤が可能な会社も多いので、通勤する時のストレスは地方で仕事をした方が少なくなります。
【デメリット】
・収入が下がったり、上がりにくくなったりする
地方の企業は、都市圏と比べると基本給自体が低く設定されているケースが多いです。
昇給も地方の企業は水準が低い傾向があります。
成果をしっかりと出したとしても、想定しているほど給料に反映されないこともあるでしょう。
収入面を重視して仕事をしたいと考えているのであれば、地方に転職するのはデメリットが大きいと感じる可能性が考えられます。
・求人数が少ない
地方は求人数が少ないという点もデメリットとして挙げられます。
そもそも会社の数が少ないため、これは仕方ないことです。
大手企業は都市圏に集中していて、地方には中小企業が多いという点も、求人数が少なさにつながっています。
求人が少なければ、それだけ働きたいと思える企業に出会える可能性が低くなるということになるでしょう。
そのため、希望する業種によっては転職活動が難航するかもしれないと思っておきましょう。
・車が必要になる
都市圏で仕事をする場合は、電車通勤でも問題ないでしょう。
駅の数もたくさんありますし、電車の本数も多いからです。
しかし、地方の場合は電車やバスといった公共交通機関が充実していない所が多いです。
そのため、車がなければ生活が厳しいと感じるようになります。
運転免許を持っていない人や車の運転に苦手意識がある人の場合、地方で就職すると不便だと感じることになりかねません。
IターンやUターン、Jターンをして地方で就職しようと考えているのであれば、ここで紹介した内容を念頭に置いておきましょう。
これらを理解していれば、地方での生活をスタートしても不便だと感じたり、後悔したりせずに済みます。
地方へ転職することによって、都市圏で生活するよりもストレスのない生活を送れるなどのメリットが得られます。
しかし、求人数が少ないなどのデメリットもあるので、仕事先探しに工夫が必要です。
もしもIターン・Uターン・Jターンを考えていて、転職先探しで悩んでいるなら多くの求人を取り扱っているヴェルサスまでお気軽にご相談ください。
