フリー正社員制度とは

 

こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。

正社員と言うと、一般的には月曜日から金曜日まで、1日8時間仕事をするという働き方を思い浮かべる人が多いでしょう。

確かに正社員はそのような働き方をするケースが大半ですが、最近はフリー正社員制度を採用している会社も増えてきました。

働き方が多様化し、働く人が抱えるニーズが変化してきたことが大きな要因だと考えられます。

今回は、そんなフリー正社員制度について解説していきます。

 

 

■「週3日でも正社員」

 

フリー正社員制度は、働き方を自分自身で選べるという新しい制度です。

この制度では、働く場所も働く時間もそれぞれが決められるため、プライベートと仕事の両立がしやすくなります。

勤務時間や勤務日数が少なかったとしても、責任を持って仕事に取り組むことができれば正しく評価してもらえるという仕組みづくりの一環です。

 

中には、パートや時短勤務の社員を全て無期雇用化してフリー正社員制度を導入し始めた会社もあります。

フリー正社員になった場合の働き方は、フルタイム、時短、週3日の3つから選べるようになっています。

週3日でも正社員として雇用されるのは、子育て世代にとっても魅力的な制度だと言えるでしょう。

もちろん、子どもの有無や性別、年齢に関係なく誰でもこの制度の利用が可能です。

 

この制度が生まれた背景には、長く働くことが必ずしも成果につながるわけではない、時間や働き方に関係なく顧客から喜んでもらえるなら正当に評価されるべきだといった考えがあります。

フリー正社員制度を導入することにより、産休や育休からの復帰もしやすくなりますし、育児や介護などで家にいる時間を長くしたいという希望にも応えやすくなるのは女性の社会進出をより促進する足掛かりになると考えられます。

女性は、育児休暇を取った後に正社員に戻りにくいと感じてしまうケースも少なくないので、こうした問題解決に役立つ制度です。

 

 

■月単位で働き方を変更できる

 

フリー正社員制度を導入すると、1ヶ月単位で働き方を変えられるようになります。

働き方を変えたとしても、正社員としての立場が変わるわけではありません。

そのため、勤務時間が短くなったり、勤務日数が少なくなったりしても、大切な業務を任せてもらえなくなる心配もせずに済みます。

妊娠をすると、つわりやお腹の張りなどがひどくなってなかなか出勤できないといった可能性もあります。

正社員として重要な仕事を任されていると、毎日出勤しなければいけないというプレッシャーに襲われてしまう人もいるでしょう。

また、妊娠中に無理をするわけにはいかないので、他のスタッフに仕事を振り分けなければいけないケースもあります。

正社員としての安定はありますが、体調を崩してしまったことを機にパートに働き方を変えるべきか悩む人もいるでしょう。

 

そんな悩みは、フリー正社員制度なら解消できます。

フリー正社員制度を導入している会社では、妊娠や出産を機に働き方を変える人が少なくありません。

子どもの成長に伴って柔軟に働き方を変えられるというのは、フリー正社員制度ならではの大きなメリットだと言えます。

柔軟な働き方に対応している会社は、子育てをしている人のみならず、妊活をしている人や親の介護が必要な人にとっても働きやすい環境です。

フリー正社員制度を導入している企業は、現代社会のニーズに適した職場だと感じる人が多いでしょう。

子育てや妊活、介護などは、急に仕事を休まなければいけない場面も多くなってしまいます。

申し訳ないと感じてしまう場面ですが、それぞれの働き方を理解していれば支え合いにもつながります。

月単位で働き方を変更できるのは、大きなメリットです。

 

 

■フリー正社員と正社員の違い

 

フリー正社員と正社員は、立場が同じですが大きな違いがあります。

最後に、フリー正社員と正社員の違いについてみていきましょう。

 

大きな違いは、どれだけ自由に仕事ができるかという点です。

フリー正社員の場合は、それぞれの生活に合わせて働き方を柔軟に変更できるため、子育てや不妊治療、介護など個人の都合を優先しやすい働き方だと言えます。

働く場所も好きに選べるので、自宅で仕事をすることももちろん可能です。

一人ひとりが抱える事情は全く違うので、誰もが同じ働き方ができるとは限りません。

限られた時間しかなくても正社員として働けるなら、そのような働き方を希望する人もきっと多いはずです。

正社員だと1週間に5日間、1日8時間仕事をしなければいけません。

それでは、子どもの送り迎えや不妊治療クリニックへの通院が難しくなり、パートになって働く時間や日数を減らさなければいけない人も実は多いのです。

正社員として働くことの課題でもある柔軟な対応ができるのは、フリー正社員ならでは魅力なのです。

 

正社員という立ち位置で仕事ができれば、将来的に出世できるチャンスもあります。

また、賞与や退職金も得られる会社が多いので、収入面でも正社員であるメリットは大きいです。

福利厚生の恩恵も受けやすいため、正社員になりたいと考える人は少なくありません。

それにプラスして、自由な働き方ができるのであればフリー正社員制度を導入している会社で働きたいと思う人も多いのではないでしょうか?

 

 

■自分らしく働くためには職場選びが重要

 

近年、働き方改革によって柔軟な働き方ができる会社が増えてきました。

しかし、子育てや不妊治療、介護などと仕事を両立するのが難しいと感じる人は少なくありません。

そのような悩みを解消できるのが、フリー正社員制度です。

フリー正社員になれば、週3日だけ働いたり、時短勤務ができたりします。

また、1ヶ月ごとに働き方を変えることもできるので、子どもの進学などに合わせて働く日数や時間を増やせます。

子育てや不妊治療、介護などをしている人は、そんな柔軟な働き方を取り入れている会社に応募してみると良いでしょう。

 

ヴェルサスでも柔軟な働き方ができる求人を紹介しているため、子育てや介護と仕事を両立したいと思っている人は、ぜひご相談ください。

ヴェルサスでは多くの求人を用意しているため、ニーズに合う職場を見つけられる可能性が高くなっています。

それぞれの状況に合う仕事探しのサポートをさせていただきます。