こんにちは!ヴェルサスのブログ担当です。
都会には何でも揃っているので暮らしやすいと考える人は多いです。
しかし、生活コストが高い、待機児童が多いなどのデメリットもあり、長く暮らしていくうえで不満も出てきてしまいます。
そんななか、注目されているのが地方への転職です。
Uターン、Iターンとも言われ、現在増加傾向にあります。
なぜ、都会ではなく地方を選ぶのか、地方転職が増えている理由やUターン・Iターンにおけるメリットをご紹介していきましょう。
■Uターン・Iターンとは?
まずは、UターンとIターンが一体どういったことを指すのか解説していきます。
○Uターン
Uターンとは、地方で生まれた人が進学で都会に移り住み、学校を卒業してから生まれ育った故郷に戻って就職すること、または一時的に都会で就職してから故郷に戻ることをいいます。
都会で培った経験を活かして就職や転職ができるので、地方としても高いスキルを持った人物の確保ができるので大きなメリットとなります。
○Iターン
Iターンは、都会で生まれた人が就職や転職を機に地方に移り住むことを指します。
旅行で訪れた地方都市に魅力を感じ、移り住むことを決意する人や島での生活に憧れて遠くにある島に移住する人もいるのです。
Uターン・Iターンの他にも、地方で生まれた人物が都会に進学もしくは就職し、その後故郷ではない地方に移り住んで働くJターンも存在します。
■地方転職が増加している理由
現在、都会ではなく地方に転職をするUターン・Iターン転職が増えているといいます。
なぜ、増加しているのかその理由を解説していきましょう。
株式会社学情が都会で働く20代の若者にアンケートを実施しました。
その内容は、「Uターン・Iターン転職を希望するか」といった内容です。
その結果、「はい」と答えた人は65.8%、「いいえ」と答えた人は34.2%となり、地方への転職をしたいと考える若者が多いことが分かりました。
なぜ、Uターン・Iターンを希望しているのか、その理由は「地元に帰りたい」若者が44.8%、「地元に貢献できるような仕事をしたい」若者が35.9%、「都会で働くことにリスクを感じている」若者が20.9%、テレワークをすれば場所を選ばずに仕事ができる」と答えた若者が18.5%となり、地元で暮らしたいと考える若者が多いことが分かります。
また、新型コロナウイルスの影響によって、必ずしも会社に通って仕事をする必要がなくなったことも地方転職を希望する人が多くなった理由のひとつです。
外出自粛となり、多くの企業がリモートワークを導入し、なかにはワーケーションもOKとする企業もいます。
ワーケーションとは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)が合わさった言葉で、観光地や帰省先でリモートワークを行うことをいいます。
会社や自宅で仕事をする必要もなく、自分の好きな場所で仕事ができ、違う環境のなかで仕事が進められるのでリフレッシュにもなるでしょう。
■地方移住のメリット
地方へ転職すると、様々なメリットが得られます。
このメリットがあることも転職が増えている理由なのでしょう。
○通勤ラッシュからの解放
都会に住んでいると、通勤ラッシュに巻き込まれて朝から大変な思いをする人もいます。
仕事に行く前から疲れてしまえば、仕事の効率も悪くなってしまうでしょう。
また、帰宅ラッシュにも巻き込まれてしまえば、仕事で疲れた体がさらに追い込まれ、家に帰ってから何もしたくなくなるといった人が現れることも予想できます。
しかし、地方であれば都会ほど電車が混雑していないので、ラッシュに巻き込まれることなく仕事に出社できます。
車通勤を認めている会社も多いので、免許を持っていればゆとりのある通勤や帰宅ができます。
○生活費を抑えられる
都会は物価が高い傾向にあります。
アパートを借りるだけでも多くの費用がかかり、毎日節約しながら生活を続けている人もいるはずです。
一方、地方は都会と比べると物価が抑えられています。
賃貸物件であれば、駐車場込みで都会よりも安く物件を借りられるケースもあるでしょう。
戸建て住宅やマンションの購入費用も都会と比べれば安くなるので、理想だった庭付き一戸建てを手に入れることも夢ではなくなる可能性があるでしょう。
○子育てがしやすい環境
待機児童の問題は都会で深刻化しています。
結婚をして子どもに恵まれたとしても、待機児童問題で職場復帰ができない女性も多いのです。
しかし、地方であれば都会ほど待機児童が少ない傾向にあります。
実家の手助けを期待でき、求職中であっても保育園に入られる場所もあり安心でしょう。
また、自然が多く子どもと遊べる環境がある点も魅力のひとつです。
○人とのつながりができる
都会に住んでいると、人との関わりが少ないと感じたことはありませんか?
隣に住んでいる人と会話をしたことがない人もなかにはいるでしょう。
しかし、地方は都会に比べて地域とのつながりが生まれやすいです。
地元に戻れば学生時代一緒に過ごした仲間たちとの交流もできるので、助け合いながら生活できるでしょう。
○ゆとりのある生活ができる
やはり、都会と比べると地方には自然が多くあります。
日本の魅力でもある四季を感じられ、自然と触れ合いながら暮らすことができ、ゆとりのある生活ができることが予想できます。
休日は、家族でキャンプやハイキングに出かけるなど、家族との時間も自然を通して増えていくのではないでしょうか。
○自治体のサポートが受けられる可能性も
UターンやIターンをする人たちに向けて、サポートを行っている自治体も増えてきています。
・補助金の支給
・転職先の斡旋
・住宅の斡旋
・スキルアップのための講座紹介
などがあり、地方への転職を応援してくれる制度です。
活用することで不安を解消することにもつながるので、Uターン、Iターン先でどんなサポートが実施されているのか、あらかじめ確認しておきましょう。
■Uターン、Iターン転職には大きな魅力がある
地方への転職を希望していても、都会から移り住むことに不安を抱える人は多いです。
しかし、地方には都会にはない魅力がたくさんあります。
転職を失敗しないためにも、家族で話し合い転職先や住居などをじっくりと考えていきましょう。
ヴェルサスでも、地方転職に向けた職場探しをサポートしていきますので、お気軽にご相談ください。