2022年11月 流行性感染症防止について

11月度のティー・シー・シーの安全衛生目標は「流行性感染症防止」についてです。

昨年同様コロナウイルスが発症している中、コロナ対応だけではなくインフルエンザや感染性胃腸炎などの感染症が流行してくる時期です。正しい取組みを行い、日常での防止を徹底し周囲の人への感染防止にも協力していきましょう。


▼感染対策基礎知識①

感染成立の対策と、病原体を『(1) 持ち込まない』『(2) 持ち出さない』『(3) 拡げない』が基本です。
感染症は病原体(感染源)、感染経路、宿主の3つの要因が揃うことで感染します。

<感染対策>
これらの要因のうちひとつでも取り除くことが重要です。
特に「感染経路の遮断」は感染拡大防止のためにも重要な対策となります。

 


▼感染対策基礎知識②
感染症の原因となる微生物(細菌、ウイルス等)を含んでいるものを感染源といい、次のものは感染源となる可能性があります。

●嘔吐物、排泄物(便・尿等)、創傷皮膚、粘膜等
●血液、体液、分泌物(喀痰、膿等)
●使用した器具、器材(注射針、ガーゼ等)
●上記に触れた手指等

<感染対策>
「手袋、マスク、エプロン、ゴーグルの着用」「ボックス等に直接廃棄する」などの予防策が必要です。また、手袋を外した時は手指消毒を行うことも徹底しましょう。

 


○咳エチケットについて

*咳エチケットの基本

①マスクを着用する
②ティッシュ、ハンカチ等で口や鼻を覆う
③こまめなうがいや手洗いを行う

⇒インフルエンザ等の感染症を他人に感染させないようエチケットを守りましょう!
 
 

【最後に】
様々な対策が必要な時期ではありますが、自分自身の健康状態を把握し部屋はこまめな換気を行うなど日常生活の少しの工夫で健康な毎日を送りましょう。