農機・トラクター工場の仕事内容

農機トラクター工場

 

農業で収入を得ている方にとって、農機やトラクターは作業効率をアップさせるためにも非常に重要な機材になります。
近年は農業人口が減少傾向にあると言われているものの、都会に住んでいる方が週末だけ畑作業を行うなど、ちょっとした畑ブームでもあるため農機やトラクターの需要は高いと言えます。
農機やトラクターの製造は、一貫して行われているものから、部品は他のところで製造していて、組立や塗装、検査などは一つの大きな工場で行っている場合が多く見られます。

 

■農機・トラクター工場の主な仕事内容

 

農機やトラクターは1台1台がとても大きいため、使われている部品もとても多いです。
自動車と同様に動かすためのエンジンはもちろんですが、土を掘り起こしたり野菜を収穫するなど、農機・トラクターごとに働きは違うものの特有の部品が必要となります。
自動車工場のように部品を別の工場から取り寄せて集めた部品を組み立てる工場を用意しているメーカーが多く見られます。
組立では部品をつなぎ合わせていくのですが、細かい部分や機械では難しい部分に関しては全て人の手で作業が進められています。
例えば、トランスミッションなどは人の手を使わないと難しい部分があるため、人が直接組立を行っているのです。
農機やトラクターは目立つ色のものが多いですが、この特徴的な塗装もサビに強い塗装を使用しており、農機・トラクターを長く使えるような工夫がされています。
検査はパーツごとに不良なものはないかなどをチェックし、試運転と外観検査を行い、ようやく出荷となります。
長い工程を経て作られる農機・トラクターにはたくさんの人の手が関わっているのです。

 

■農機・トラクター工場で働くためには?

 

部品製造や難しい組立に関しては、自動車の知識や製造のスキルを持っていると便利な場面が多いです。
例えば、上記でも説明したトランスミッションなどは自動車にも付いている部品のため、自動車製造の仕組みを理解していると農機・トラクター製造でも入りやすいと言えるでしょう。
しかし、だからと言って特別なスキルが必要になるというわけではありません。
初めて農機・トラクター工場で働くという人でもマニュアルに沿って行っていけばまず問題はないです。
もしも分からないことがある場合にはなるべくすぐに近くにいる人や、上司・先輩に尋ねるようにしましょう。
まずは一つの仕事を丁寧に行い、徐々に慣れていったらスピードを上げていくことが大切です。

 

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