カメラ工場の仕事内容

カメラ工場

 

昔に比べるとカメラはとても日常的なものになりました。
カメラといっても、一眼レフカメラやビデオカメラやネットワークカメラなどさまざまなニーズに合わせてどんどん進化しています。
そんなカメラの中で最も身近なデジタルカメラの中はどうなっているかご存知でしょうか。

 

■カメラ工場での仕事内容

 

シャッターを押すだけで簡単に綺麗な写真が撮れる。
このデジタルカメラのレンズができるまで、実は光学ガラスをレンズにしていく工程があるのです。
ガラスを磨き検査をした後、膜をつくって光を通しやすくしていきます。
そしてレンズを入れる筒は、アルミ合板が材料になっていて、窯に入れて熱を加えて筒の歪みを取っていきます。
用途に合った加工や調整まで行い、塗装していきます。
カメラはファインダー、シャッター、画像センサー、電子基盤、液晶モニターのパーツからできています。
この中の画像センサーはゴミが無いクリーンルームで、ボディに取り付けるための板に画像センサーを取り付けて、パーツが完成したら、顕微鏡で確認しています。
電子基板は機械を使って、緑色の板の上に電子部品を自動で取りつける作業を行い電気の通り道を作ります。
それからはんだを使って電子部品を板の電気の通り道にくっつけていきます。
それぞれのパーツが出来上がったら、カメラの組み立てを行います。
前のボディにはミラーやフォーカスセンターを取りつけたり、レンズをつけるマウントという部品もグラグラしないように取りつけていきます。
後ろのボディには、シャッターや電子基板、画像センサーを取りつけます。
組み立てが終わったら調整に入ります。
写したいものがちゃんと見えるか、正しい色の画像が見えるか、うまく調整していく工程からグリップやカバーをつけて完成になります。

 

■カメラ工場で働くには

 

求人情報ではカメラ部品の組立や検査の募集が出ています。
基本的には未経験者でも歓迎してくれる会社がほとんどです。
入社した後に作業内容を教えてもらいながらスキルアップにつなげていくので、経験していくうちにスピードも要領もつかむ事ができるでしょう。
毎日何千個という部品を製造していく訳ですからある程度の早さも求められるでしょう。
工場内は、接客業とは違い淡々とこなしていく流れ作業になるので、人づき合いが少し苦手な人には向いている職業と言えます。
組立やものづくりが得意だという人には楽しんで働く事ができるのではないでしょうか。

 

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デジタルカメラを作ってみたい方、派遣・パート・アルバイトでお仕事をお探しの方は、ぜひ応募してくださいね(^_^)