2019年6月度 熱中症を防ごう

1.基本事項

・自分は、如何な時でも絶対怪我をしない事を第一とした行動をする。⇒ 安全意識の高揚&安全第一
・指示された事を、指示された方法・手順で行う。→ 見よう見まねでやらない。(自己流)
・保護具(メガネ・軍手・安全靴)は、必ず着用する。→ 正しく着用。
・危険と感じたら、すぐに作業を止めて責任者へ報告する。
→ いくらまじめに仕事をしても、怪我をすると今までの努力は消える。⇒ 雇用の継続は、災害ゼロの継続です。
・自分の健康管理を確実に行う。→ 体調の維持。 休養・睡眠・栄養・ストレス排除。

 

2. 6月度の安全衛生目標

 

 「熱中症予防について」

働く私たちにとっては厳しい季節が来ました。

既に5月に真夏日を記録し本年は暑くなりそうです。
熱中症は高温多湿の環境に人間の体が対応(発汗・皮膚より放熱)しない時に発症します。

特に今の時期は体が熱さに慣れていないため発生数が多いと言われています。

下記内容に注意して熱中症予防に心がけてください。

 1.熱中症の症状  (下に行くほど重症です)

①めまい・ほてり・筋肉痛・異常な発汗 → 初期症状
②頭痛・吐き気・嘔吐
③意識障害・痙攣 → 病院へ

 2.熱中症の予防について

 

①暑さに負けない体つくり

→ 涼しい時期から適度な運動・適切な食事・十分な睡眠を心がける。

→ 喉が渇いていなくても水分補給・適度な塩分補給・エアコン等で快適な睡眠環境を確保し十分な睡眠を確保する。

②日常生活の中で暑さ対策をする

→ 気温湿度の変化に応じて、室内温度調整・衣服・冷却グッズ活用を取り入れる。

→ 衣服は吸水性・速乾性に優れているもの、通気性の良いものを着用する。 屋外では大きめの帽子を着用する。

③炎天下の作業・スポーツ、空調設備の無い環境下で作業をする時

→ まめな水分補給ができるように準備する。

→ まめな休憩をする。可能な限り涼しい場所を探して休憩する。→ 体に異常感じたら無理をしない。

→ スポーツドリンク・塩飴等で塩分を補給する。

→ 暑さ指数(WBGT)等を参考に環境変化に注意する。 → 気温35℃以上・暑さ指数31度以上の時は、原則中止

④日常の備え

→睡眠栄養に注意した体調管理の徹底。

→仕事中は適度な水分・塩分補給に心がける。

→職場の温度・湿度の環境変化に注意し改善へ働きかけをする。

(災害発生の3要因) ⇒ 要因一つで40%、二つで70%、三つで90%の確率で災害が発生する。

不安全行動 ⇒ 作業手順・作業方法・ルール等を、無視した行動。→ 作業標準を無視した行動

不安全状態 ⇒ 整理整頓がされていない・設備のトラブル多発・本質安全化の不備・体調の不備。

管理上欠陥 ⇒ 作業標準の不備・安全教育の不備・安全管理の不備・設備の管理不備・指示徹底の不備。

*①②は、皆さんが守る義務項目です。 この項目を無くせば、災害の70%を防止できる。

 

 

《通退勤途上の交通事故防止》

止まるだろう、大丈夫だろう運転から、止まらないかもしれない、ぶつかるかもしれない運転に心掛ける。
②雨天・降雪時気持ちに余裕を持って運転する。→ 自宅を5分前に出る。(速度違反・信号無視)をしなくなる。
③交通規則の厳守。→ 速度と信号を守る事が、自分と他人の身を守る基本事項です。

 *会社に登録した通勤経路を通ること。→ 危険の予知ができる。→ 事故防止につながる。